感情ハッキング

(はなはだあつかいにこまるものとちをわけた)

甚だ扱いに困るモノと血を分けた

(あさからばんまでどこまでもつきまとうもんすたー)

朝から晩までどこまでも付きまとう魔物(モンスター)

(きらいきらいばかりいぶくろをみたしたような)

嫌い嫌いばかり胃袋を満たしたような

(わたしわたしをぬぎすててはくうちゅうさんぽ)

私、私を脱ぎ捨てては空中散歩

(まいごをさがしていますたびにでてかえらぬしょうきを)

迷子を探しています　旅に出て帰らぬ正気を

(いまいましさからとかれるかぜにこがれてた)

忌々しさから解かれる風に焦がれてた

(つぎはぎなはなしをまどがらすにかきなぐって)

継ぎ接ぎな話を窓ガラスに書きなぐって

(つきにさらわれたままあくまにばけてきえた)

月に拐われたまま悪魔に化けて消えた

(ゆめにまぼろしにたべられてしまった)

夢に　幻に　食べられてしまった

(めんたまくるくるくるりそうぞうりょくがはしからからまわり)

めんたまくるくるくるり　想像力が端から空回り

(つばさふわふわふわりろんりせいをちゅうにとばしてふわふわり)

つばさふわふわふわり　論理性を宙に飛ばしてふわふわり

(あたまくらくらくらりひくいちのうがしかいをふさぎ)

あたまくらくらくらり　低い知能が視界を塞ぎ

(からだふらふらふらりかんじょうにふりまわされてはくるりくるり)

からだふらふらふらり　感情に振り回されてはくるり　くるり

(ちくたくときのはりのおともかすめるほどの)

チクタク時の針の音も霞めるほどの

(みさかいのないあいづちをくりかえしててんとう)

見境のない相槌を繰り返して転倒

(ことばだけつっぱしっていみとはさよならばいばい)

言葉だけ突っ走って　意味とはさよならバイバイ

(かんせいのもちぐされはんせいもておくれ)

感性の持ち腐れ　反省も手遅れ

(めんたまくるくるくるりそうぞうりょくがほらまたからまわり)

めんたまくるくるくるり　創造力がほらまた空回り

(つばさふわふわふわりごうりせいをちゅうにとばしてふわふわり)

つばさふわふわふわり　合理性を宙に飛ばしてふわふわり

(あたまくらくらくらりひくいちのうがしかいをふやし)

あたまくらくらくらり　低い知能が死界を増やし

(からだふらふらふらりかんじょうをさがしもとめてなんぜんまんり)

からだふらふらふらり　感情を探し求めて何千万里

(おねがいたましいわたしのもとへおりてきて)

お願い魂　私のもとへ降りてきて

(おねがいたましいかみさまがかなしむわ)

お願い魂　神様が悲しむわ

(こっけいなさだめにすいこまれるあすをさとって)

滑稽な運命(さだめ)に吸い込まれる明日を悟って

(よぞらをてばなして)

夜空を手放して

(いまだくるくるくるりそうぞうのしすぎでこんがらがっためろでぃ)

いまだくるくるくるり　想像のしすぎでこんがらがったメロディ

(つばさふわふわふわりろんりせいもちゅうにこじらせうわつらに)

つばさふわふわふわり　論理性も中二拗らせ上面に

(あたまくらくらくらりひくいちのうでしなりおくるい)

あたまくらくらくらり　低い知能でシナリオ狂い

(からだふらふらふらりふみはずしてあしもとがつるつるり)

からだふらふらふらり　踏み外して足元がつるつるり

(まさかおわおわおわりまぼろしにはきもどされてころり)

まさかおわおわおわり？　幻に吐き戻されてころり

(なみだぽろぽろぽろりかんじょうをぎゅっとつかまえてほろりほろり)

なみだぽろぽろぽろり　感情をぎゅっと掴まえてほろり　ほろり