意味が分かると怖い話259 概要欄に説明あり

解説
俺は、足元の台を蹴った。ということは、
女房はバタバタ嫌がる子供の首を絞め殺し、旦那と一緒に首をつって一家心中した。
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問題文
(「おい、まだかよ!」)
「おい、まだかよ!」
(おれはにょうぼうのせなかにむかっていった。)
俺は女房の背中に向かっていった。
(どうしておんなというやつはしたくにじかんがかかるのだろう。)
どうして女というやつは支度に時間がかかるのだろう。
(「すぐすむわ。そんなにいそぐことないでしょ。)
「すぐ済むわ。そんなに急ぐことないでしょ。
(ほら、ばたばたしないの!」)
ほら、バタバタしないの!」
(たしかににょうぼうのいうとおりだが、)
確かに女房の言うとおりだが、
(せっかちはおれのしょうぶんだからしかたがない。)
せっかちは俺の性分だから仕方がない。
(ことしもあとわずか。)
今年もあとわずか。
(せけんはあわただしさにつつまれていた。)
世間は慌ただしさに包まれていた。
(おれはせびろのぽけっとからたばこをとりだし、ひをつけた。)
俺は背広のポケットから煙草を取り出し、火をつけた。
(「いきなりでおとうさんとおかあさんびっくりしないかしら?」)
「いきなりでお義父さんとお義母さんびっくりしないかしら?」
(「なあに、まごのかおをみたとたんにこにこがおになるさ。」)
「なあに、孫の顔を見た途端ニコニコ顔になるさ。」
(おれはかたわらでよこになっているむすこをながめていった。)
俺は傍らで横になっている息子を眺めていった。
(「おまたせ、いいわよ。・・・あれ?」)
「お待たせ、いいわよ。…あれ?」
(「ん?どうした?」)
「ん?どうした?」
(「あなた、ここ、ここ」)
「あなた、ここ、ここ」
(にょうぼうがおれのくびもとをゆびさすので、さわってみた。)
女房が俺の首元を指さすので、触ってみた。
(「あ、わすれてた」)
「あ、忘れてた」
(「あなたったら、)
「あなたったら、
(せっかちなうえにそそっかしいんだから。こっちむいて。」)
せっかちなうえにそそっかしいんだから。こっち向いて。」
(「あなた・・・あいしてるわ」)
「あなた…愛してるわ」
(にょうぼうはおれのくびまわりをととのえながら、)
女房は俺の首周りを整えながら、
(ひとりごとのようにいった。)
独り言のように言った。
(「なんだよ、いきなり」)
「なんだよ、いきなり」
(「いいじゃない、ふうふなんだから」)
「いいじゃない、夫婦なんだから」
(にょうぼうはしたをむいたままだったが、てれているようだ。)
女房は下を向いたままだったが、照れているようだ。
(「そうか。おれもあいしてるよ」)
「そうか。俺も愛してるよ」
(こんなにはっきりいったのはなんねんぶりだろう。)
こんなにはっきり言ったのは何年ぶりだろう。
(すこしきはずかしかったが、きぶんはわるくない。)
少し気恥しかったが、気分は悪くない。
(おれは、にょうぼうのてをにぎった。)
俺は、女房の手を握った。
(「じゃあ、いくか」)
「じゃあ、行くか」
(「ええ」)
「ええ」
(おれは、あしもとのだいをけった。)
俺は、足元の台を蹴った。