星の約束

(くれはじめのそらのなかをきみはめをあげてわらう)

暮れ始めの空の中を 君は目を上げて笑う

(すんだけしきはこころつつみこむような)

澄んだ景色は心包み込むような

(ぐんじょうのそらがちかづく)

群青の空が近づく

(よるのかげがてらしそめていく)

夜の影が照らし染めていく

(きみのすがたがこのめにうつる)

君の姿がこの目に映る

(ふてくされたそのかおもいろあせない)

不貞腐れたその顔も 色褪せない

(さんしょくのぱれっと)

三色のパレット

(なつのそらをみたけしきは)

夏の空を 見た景色は

(きおくのなかへときざまれていた)

記憶の中へと刻まれていた

(またあうひまでおぼえておこう)

また会う日まで 憶えておこう

(あなたとのおもいでがそっとよりそうように)

あなたとの思い出がそっと寄り添うように

(まどのそとのゆうひがおちた)

窓の外の 夕陽が落ちた

(すごしたまちなみやいて)

過ごした街並み焼いて

(ほしがわらっている)

星が笑っている

(ひがおちかけたそらのしたでほほえんだ)

陽が落ちかけた空の下で微笑んだ

(あかねぞらがきみをぼかしてる)

茜空が君を暈してる

(ありふれたふうけいだけど)

ありふれた風景だけど

(うつりゆくこころににげだしてしまう)

移り行く心に逃げ出してしまう

(やさしいえがおに)

優しい笑顔に

(なつのそらにてをのばした)

夏の空に 手を伸ばした

(ぼくたちをかこうなつのだいさんかく)

僕達を囲う 夏の大三角

(きみとおなじほしになれたら)

君と同じ 星になれたら

(ぼくのてがいつかきみにとどくかな)

僕の手がいつか君に届くかな

(くものないそらにおちていくせかい)

雲のない空に 堕ちていく世界

(こぼれおちるなみだをつよくだきしめた)

零れ落ちる涙を強く抱きしめた

(ひかりてらすまちのなかをあなたとまたいつかやくそくを)

光照らす街の中を あなたとまたいつか約束を

(きみとすごしたあのけしきはぼくのこころのなかでかがやいていた)

君と過ごしたあの景色は 僕の心の中で輝いていた

(このままずっとほしをみれたら)

このままずっと星をみれたら

(ぼくはいつまでもあなたといたい)

僕はいつまでもあなたといたい