触れたい　確かめたい

(まって)

待って

(それじゃちょっとこたえになってないかも)

それじゃちょっと答えになってないかも

(だまってにげるなんてきみらしくないでしょう)

黙って逃げるなんて君らしくないでしょう

(ふれたい)

触れたい

(たしかめたい)

確かめたい

(だってぼくのまえでわらったことないだろう)

だって　僕の前で笑ったことないだろう

(あってはなしたってきみはもういないでしょう)

会って　話したって　君はもういないでしょう

(ふれたい)

触れたい

(たしかめたい)

確かめたい

(ふれたい)

触れたい

(たしかめたい)

確かめたい

(つきまでのびたひかりをおいかけて)

月まで伸びた光を追いかけて

(やみをふみぬいたかえりみち)

闇を踏み抜いた　帰り道

(ならんだかげのすきまをはしりぬけて)

並んだ影の隙間を走り抜けて

(きみはどこでなくしてしまった)

君はどこでなくしてしまった

(ふれたい)

触れたい

(ときがたって)

時が経って

(きみはきっとおぼえてなんていないでしょう)

君はきっと覚えてなんていないでしょう

(きれいにわすれちゃって)

綺麗に忘れちゃって

(ゆめにだってみないでしょう)

夢にだって見ないでしょう

(ふれたい)

触れたい

(たしかめたい)

確かめたい

(ふれたい)

触れたい

(たしかめたい)

確かめたい

(つみかさなったはなびらかきあつめて)

積み重なった花びら　かき集めて

(たどるいつかのかえりみち)

辿る　いつかの帰り道

(ならんだかげのあとをゆびでなでて)

並んだ影の跡を指で撫でて

(すぎたひびといますれちがって)

過ぎた日々と　今　すれ違って

(またりゆうもなく)

また理由もなく

(ただなつかしくなったんだ)

ただ懐かしくなったんだ

(ふれたい)

触れたい

(よっぱらって)

酔っ払って

(ときどきはむねがぎゅってなるけど)

ときどきは胸がギュッてなるけど

(きみだってせつじつなひびをいきているでしょう)

君だって切実な日々を生きているでしょう

(つきまでのびたひかりをおいかけて)

月まで伸びた光を追いかけて

(やみをふみぬいたかえりみち)

闇を踏み抜いた帰り道

(ならんだかげのすきまをはしりぬけて)

並んだ影の隙間を走り抜けて

(ぼくらどこでなくしてしまった)

僕らどこでなくしてしまった

(ふれたい)

触れたい

(たしかめたい)

確かめたい

(ふれたい)

触れたい

(たしかめたい)

確かめたい

(ふれたい)

触れたい

(たしかめたい)

確かめたい

(ふれたい)

触れたい

(たしかめたい)

確かめたい