天国へ行こう

(てんごくへいこうてんごくへいこう)

天国へ行こう　天国へ行こう

(ぼくときみとふたりだけのたのしいおわかれに)

僕と君と二人だけの　楽しいお別れに

(いこうてんごくへいこう)

行こう　天国へ行こう

(もうだれにもじゃまされないふたりだけのそらで)

もう誰にも邪魔されない　二人だけの空で

(なにもないしずかなばしょで)

何も無い　静かな場所で

(からだだけになったきみにはぼくのうでとあしをあげよう)

体だけになった君には　僕の腕と足をあげよう

(うでだけになったぼくにはきみのからだをあげよう)

腕だけになった僕には　君の体をあげよう

(ここはてんごくふたりでひとつに)

ここは天国　二人で一つに

(めりーごーらんどでかきまわまわされてされて)

メリーゴーランドでかきまわ　まわされて されて

(きみはきみにぼくはぼくにわかれをつげた)

君は君に　僕は僕に　別れを告げた

(てんごくへいこうてんごくへいこう)

天国へ行こう　天国へ行こう

(ぼくときみはふたりだけでたのしくこわれたいから)

僕と君はふたりだけで　楽しく壊れたいから

(いこうてんごくへいこう)

行こう　天国へ行こう

(もうだれにもじゃまされないふたりのけっこんしきへ)

もう誰にも邪魔されない　二人の結婚式へ

(いこうてんごくへいこう)

行こう　天国へ行こう

(ぼくときみとふたりだけのたのしいけっこんしきを)

僕と君とふたりだけの　楽しい結婚式を

(あげよてんごくであげよ)

あげよ　天国であげよ

(ぼくときみのふたりだけでゆっくりとおわかれを)

僕と君の二人だけで　ゆっくりとお別れを

(きみのゆびをてくびをうでをかたをけして)

君の　指を　手首を　腕を　肩を　消して

(つまさきをかかとをひざをけして)

つま先を　かかとを　ひざを　消して

(ももをこしをおなかをむねをくびを)

腿を腰を　おなかを　胸を　首を

(かおをあたまをけして)

顔を　頭を　消して

(ぼくときみはふたりもいらないから)

僕と君は二人もいらないから

(きょうはたんじょうびおめでとう)

今日は誕生日おめでとう

(ぼくときみはいっぽんだけろうそくをともした)

僕と君は一本だけろうそくを灯した

(けーきのまわりでおどろう)

ケーキの周りで踊ろう

(おどりつかれたふたりのたましいはいつのまにきえて)

踊り疲れた二人の魂はいつの間に消えて

(ここはてんごくひとりはぜろにんに)

ここは天国　一人はゼロ人に

(ぜろにんはみんなとおなじおなじだから)

ゼロ人はみんなと同じ　同じ　だから

(きみはきみでぼくはぼくでどこかにいるから)

君は君で　僕は僕で　どこかにいるから

(てんごくへいこうてんごくへいこう)

天国へ行こう　天国へ行こう

(ぼくもきみもそらのうえでとろとろにまざりあって)

僕も君も空の上で　とろとろに混ざり合って

(いこうてんごくへいこう)

行こう　天国へ行こう

(くもになってそらになってほしになってゆめになって)

雲になって空になって星になって夢になって

(いこうてんごくへいこう)

行こう　天国へ行こう

(ぼくときみとふたりだけのたのしいけっこんしきを)

僕と君とふたりだけの楽しい 結婚式を

(あげよてんごくであげよ)

あげよ　天国であげよ

(ぼくもきみもわからなくなってぐるぐるおどりつかれて)

僕も君もわからなくなって　ぐるぐる踊り疲れて

(しあわせてんごくでしあわせ)

幸せ　天国で幸せ

(もうどこにもみえないけどどこでもいっしょにいられるよ)

もうどこにも見えないけど　どこでも一緒にいられるよ

(しあわせてんごくでしあわせ)

幸せ　天国で幸せ

(もうだれにもじゃまされないふたりがいるそらで)

もう誰にも邪魔されない二人がいる空で

(しあわせてんごくでしあわせ)

幸せ　天国で幸せ

(もうどこにもみえないけどどこでもいっしょにいられるね)

もうどこにも見えないけど　どこでも一緒にいられるね

(しあわせてんごくでしあわせ)

幸せ　天国で幸せ

(もうずっとずっとふたりきりでたのしくおどりあかそう)

もう　ずっと　ずっと　二人きりで　楽しく踊り明かそう