デザイン4大原則
問題文
(きんせつのげんそく「じょうほうをぐるーぷかする」)
近接の原則「情報をグループ化する」
(きんせつとは、かんれんするこうもくをまとめてぐるーぷかすることです。)
近接とは、関連する項目をまとめてグループ化することです。
(きれめのないてきすとのままでは、)
切れ目のないテキストのままでは、
(ぶんとうからぶんまつまでよまなければないようをりかいできません。)
文頭から文末まで読まなければ内容を理解できません。
(ばらばらにはいちされたまとまりのないじょうほうも、りかいするのにじかんがかかります。)
バラバラに配置されたまとまりのない情報も、理解するのに時間がかかります。
(そこで「きんせつ」のげんそくをかつようし、かくじょうほうをぐるーぷかします。)
そこで「近接」の原則を活用し、各情報をグループ化します。
(それぞれのぐるーぷかんのきょりをすこしおおきめにとることで、)
それぞれのグループ間の距離を少し大きめに取ることで、
(ちょっかんてきにじょうほうのこうせいをりかいできるようになります。)
直感的に情報の構成を理解できるようになります。
(このようにじょうほうのかんれんせいをこうりょし、)
このように情報の関連性を考慮し、
(おなじしゅるいやけいれつのじょうほうをちかくにはいちしましょう。)
同じ種類や系列の情報を近くに配置しましょう。
(せいれつのげんそく「かくようそをいとてきにせいれつしてはいちする」)
整列の原則「各要素を意図的に整列して配置する」
(でざいんのなかのようそのいちやおおきさ、かたち、いろなどをそろえることでみためがととのい、)
デザインの中の要素の位置や大きさ、形、色などを揃えることで見た目が整い、
(「きんせつ」とどうようにちょっかんてきにじょうほうのこうせいをりかいできるようになります。)
「近接」と同様に直感的に情報の構成を理解できるようになります。
(これが「せいれつ」です。)
これが「整列」です。
(さゆうのせいれつは、ひだりぞろえ、ちゅうおうぞろえ、みぎぞろえ、にわけられ、)
左右の整列は、左揃え、中央揃え、右揃え、に分けられ、
(じょうげのせいれつは、うえぞろえ、ちゅうおうぞろえ、したぞろえにわけられます。)
上下の整列は、上揃え、中央揃え、下揃えに分けられます。
(せいれつをもちいることでぺーじにいったいかんがうまれ、そしきかにつながります。)
整列を用いることでページに一体感が生まれ、組織化につながります。
(どのほうほうでせいれつさせるかによっていんしょうがおおきくかわりますので、)
どの方法で整列させるかによって印象が大きく変わりますので、
(もくてきにおうじてそろえかたをせんたくしましょう。)
目的に応じて揃え方を選択しましょう。
(また、せいれつをりようすると、しぜんとめにみえないせんがうまれます。)
また、整列を利用すると、自然と目に見えない線が生まれます。
(しせんのきじゅんとなるとうめいなせんは、)
視線の基準となる透明な線は、
(「しゃしんがぞうとてきすとのうわべ」)
「写真画像とテキストの上辺」
(「たいとるもじとほんぶんのあたま」など)
「タイトル文字と本文の頭」など
(ようそやおおきさ、いろなどをそろえることでうまれます。)
要素や大きさ、色などを揃えることで生まれます。
(このめにみえないせんこそがせいれつのぽいんとです。)
この目に見えない線こそが整列のポイントです。
(はんぷくのげんそく「でざいんじょうのあるとくちょうをくりかえす」)
反復の原則「デザイン上のある特徴を繰り返す」
(でざいんじょうのあるとくちょうをくりかえししようすることを「はんぷく」といいます。)
デザイン上のある特徴を繰り返し使用することを「反復」といいます。
(はんぷくさせるものは、ふとじからだ、けいせん、いろ、あいこんなどさまざまなものがあり、)
反復させるものは、太字体、罫線、色、アイコンなど様々なものがあり、
(ようそをくりかえしもちいることでいっかんせいやとういつかんのあるれいあうとをじつげんできます。)
要素を繰り返し用いることで一貫性や統一感のあるレイアウトを実現できます。
(いちどりかいしたでざいんこうぞうがほかのようそにもてきようされるため、)
一度理解したデザイン構造が他の要素にも適用されるため、
(じょうほうをすばやくしゅとくできるようになります。)
情報をすばやく取得できるようになります。
(たいひのげんそく「ことなるようそをはっきりちがわせる」)
対比の原則「異なる要素をはっきり違わせる」
(たいひ(こんとらすと)とは)
対比(コントラスト)とは
(2つのようそがことなるばあいにみためをはっきりとことならせることです。)
2つの要素が異なる場合に見た目をはっきりと異ならせることです。
(じょうほうのゆうせんどをこうりょし、じゅうようなようそはよりめだたせるなどさべつかさせましょう。)
情報の優先度を考慮し、重要な要素はより目立たせるなど差別化させましょう。
(ぐたいてきにはふぉんとのおおきさやかたち、しゃしんのとりみんぐにへんかをつけることで)
具体的にはフォントの大きさや形、写真のトリミングに変化をつけることで
(ほかのようそとたいひさせます。)
他の要素と対比させます。
(ようそを「まとめる」きんせつやせいれつにたいし、あえてさべつかすることで、)
要素を「まとめる」近接や整列に対し、あえて差別化することで、
(ようそかんのかんけいせいをひょうげんします。)
要素間の関係性を表現します。
(とくしゅなでざいんをするときには)
特殊なデザインをするときには
(あえて4げんそくにのっとっていないかたちにすることもありますが、)
あえて4原則に則っていない形にすることもありますが、
(それもきほんをりかいしているのとしていないのとではできばえはちがってきます。)
それも基本を理解しているのとしていないのとでは出来栄えは違ってきます。