歌姫
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歌詞(問題文)
(さみしいなんてくちにだしたら)
淋しいなんて口に出したら
(だれもみんなうとましくて)
誰もみんなうとましくて
(にげだしてゆく)
逃げ出してゆく
(さみしくなんかないとわらえば)
淋しくなんかないと笑えば
(さみしいにもつかたのうえでなおおもくなる)
淋しい荷物肩の上でなお重くなる
(せめておまえのうたをやすざけでのみほせば)
せめてお前の歌を安酒で飲干せば
(とおざかるふねのでっきにたつじぶんがみえる)
遠ざかる船のデッキに立つ自分が見える
(うたひめすかーとのすそを)
歌姫スカートの裾を
(うたひめしおかぜになげて)
歌姫潮風になげて
(ゆめもかなしみもよくぼうも)
夢も哀しみも欲望も
(うたいながしてくれ)
歌い流してくれ
(みなみへかえるふねにおくれた)
南へ帰る船に遅れた
(やせたすいふはーもにかを)
やせた水夫ハーモニカを
(ふきならしてる)
吹き鳴らしてる
(すなにまみれたさびたがんぐに)
砂にまみれた錆びた玩具に
(やせたちょうちょみつをさがし)
やせた蝶々蜜をさがし
(まいおりている)
舞おりている
(にぎりこぶしのなかに)
握りこぶしの中に
(あるようにみせたゆめを)
あるように見せた夢を
(とおざかるだれのためにふりかざせばいい)
遠ざかる誰のためにふりかざせばいい
(うたひめすかーとのすそを)
歌姫スカートの裾を
(うたひめしおかぜになげて)
歌姫潮風になげて
(ゆめもかなしみもよくぼうも)
夢も哀しみも欲望も
(うたいながしてくれ)
歌い流してくれ
(おとこはいつもうそがうまいね)
男はいつも嘘がうまいね
(おんなよりもこどもよりもうそがうまいね)
女よりも子供よりも嘘がうまいね
(おんなはいつもうそがすきだね)
女はいつも嘘が好きだね
(きのうよりもあしたよりもうそがすきだね)
昨日よりも明日よりも嘘が好きだね
(せめておまえのうたをやすざけでのみほせば)
せめてお前の歌を安酒で飲干せば
(とおざかるふねのでっきにたたずむきがする)
遠ざかる船のデッキにたたずむ気がする
(うたひめすかーとのすそを)
歌姫スカートの裾を
(うたひめしおかぜになげて)
歌姫潮風になげて
(ゆめもかなしみもよくぼうも)
夢も哀しみも欲望も
(うたいながしてくれ)
歌い流してくれ
(にぎりこぶしのなかに)
握りこぶしの中に
(あるようにみせたゆめを)
あるように見せた夢を
(もうにねんもうじゅうねんわすれすてるまで)
もう２年もう１０年忘れ捨てるまで
(うたひめすかーとのすそを)
歌姫スカートの裾を
(うたひめしおかぜになげて)
歌姫潮風になげて
(ゆめもかなしみもよくぼうも)
夢も哀しみも欲望も
(うたいながしてくれ)
歌い流してくれ
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