ずる休み

(きのとおくなるようなそらのあお)

気の遠くなるような空の青

(かきわりみたいなすいようのまち)

書割みたいな水曜の町

(かくうのげんざいちにこしをおろし)

架空の現在地に腰をおろし

(さかさにながめりゃしらないまち)

逆さに眺めりゃ知らない町

(ずるやすみ、ずるやすみ、)

ずる休み、ずる休み、

(ぷれいんふっきー、９－５)

プレイン・フッキー、9 - 5

(ずるやすみ)

ずる休み

(あてずっぽにろじをたぐって)

あてずっぽに路地を手繰って

(しらないままおれをさらって)

知らないままおれをさらって

(かえれないながいごご)

帰れない長い午後

(うろついてたいのさ)

うろついてたいのさ

(まどべでだれかがぴあのたたく)

窓辺でだれかがピアノ叩く

(はくちゅうにゆううつがしみこんでさ)

白昼に憂鬱が染み込んでさ

(すどおりのろじにははなのにおい)

素通りの路地には花の匂い

(まちじゅうのひみつをすいこんでさ)

町中の秘密を吸い込んでさ

(ずるやすみ、ずるやすみ、)

ずる休み、ずる休み、

(ぷれいんふっきー、９－５)

プレイン・フッキー、9 - 5

(ずるやすみ)

ずる休み

(あてずっぽにろじをたぐって)

あてずっぽに路地を手繰って

(しらないままおれをさらって)

知らないままおれをさらって

(かえれないながいごご)

帰れない長い午後

(うろついてたいのさ)

うろついてたいのさ

(ふりむいたらいつものおうらい)

振り向いたらいつもの往来

(しらないままたびはおわって)

知らないまま旅は終わって

(ゆうぐれながいかげ)

夕暮れ長い影

(つれないねおんさいん)

つれないネオンサイン