あり、か

(そのひもおいらはあるばいとで)

その日もおいらはアルバイトで

(こきつかわれてくたばってた)

こき使われてくたばってた

(ろじうらではえんりょなしに)

路地裏では遠慮なしに

(ねこがさかっていた)

猫がさかっていた

(おもてどおりのきゃばれーから)

表通りのキャバレーから

(ぼられたきゃくがころがりだす)

ぼられた客がころがり出す

(ふみたおしてただですむと)

踏み倒してただで済むと

(おもうなとしゃがれごえ)

思うなとしゃがれ声

(にげこんできたのはおいらの１ｄｋ)

逃げ込んできたのはおいらの1DK

(とびらのいかれたおいらの１ｄｋ)

扉のいかれたおいらの1DK

(てめえもぐるかとｔｒａｐ　ｂｅａｔ)

てめえもぐるかとTrap Beat

(よるがまわる)

夜が回る

(とぼけたふりかとｔｒａｐ　ｂｅａｔ)

とぼけたふりかとTrap Beat

(よるがまわる)

夜が回る

(こんなことってあり、か)

こんなことってあり、か

(そのよるおいらをかいほうした)

その夜おいらを介抱した

(おんなにこころあたりがない)

女に心当たりがない

(ふらつくあしふらつくよる)

ふらつく足ふらつく夜

(ふくみわらいのよる)

ふくみ笑いの夜

(できすぎたとりつくろいねと)

出来過ぎたとりつくろいねと

(どあでさえぎりおまえがさる)

ドアでさえぎりおまえが去る

(どこからゆめどこまでゆめ)

どこから夢どこまで夢

(ねじれたいとがきれる)

ねじれた糸が切れる

(ないてゆくおまえをわながだきとる)

泣いてゆくおまえを罠が抱きとる

(あのひのよっぱらいそっとだきとる)

あの日の酔っぱらいそっと抱きとる

(てめえもぐるかとｔｒａｐ　ｂｅａｔ)

てめえもぐるかとTrap Beat

(よるがまわる)

夜が回る

(とぼけたふりかとｔｒａｐ　ｂｅａｔ)

とぼけたふりかとTrap Beat

(よるがまわる)

夜が回る

(こんなことってあり、か)

こんなことってあり、か

(わなにかかったそぶりをして)

罠にかかったそぶりをして

(やつののどをかるくかききり)

奴の喉を軽く掻き切り

(こともなげにもどってきて)

こともなげに戻って来て

(おまえしゃわーをあびてる)

おまえシャワーを浴びてる

(あたいをだれだとｔｒａｐ　ｂｅａｔ)

あたいを誰だとTrap Beat

(よるがまわる)

夜が回る

(あいしているわｔｒａｐ　ｂｅａｔ)

愛しているわTrap Beat

(よるがまわる)

夜が回る

(こんなことって)

こんなことって

(あたいをだれだとｔｒａｐ　ｂｅａｔ)

あたいを誰だとTrap Beat

(よるがまわる)

夜が回る

(あいしているわｔｒａｐ　ｂｅａｔ)

愛しているわTrap Beat

(よるがまわる)

夜が回る

(こんなことってあり、か)

こんなことってあり、か

(あり、か)

あり、か