素直のままで/ゆず

(なぜかきみがわらうとぼくのふあんはきえてしまう)

なぜか君が笑うと　僕の不安は消えてしまう

(まるでまほうのようにじかんがうごきはじめるよ)

まるで魔法のように　時間が動きはじめるよ

(くじらがそらとぶゆめをみてたさかいめのないうみのむこうへ)

くじらが空飛ぶ夢を見てた　境目のない海の向こうへ

(かなしみどこかへつれてゆくならのこるのはまっしろなせかい)

哀しみどこかへ連れてゆくなら　残るのは真っ白な世界

(そのままのきみでいいかざらないこころで)

そのままの君でいい　飾らない心で

(なみだもぬぐわずあるきだした)

涙も拭わず歩き出した

(しんぱいいらないよずっとみているから)

心配いらないよ　ずっと見ているから

(あしたへむかってたしかにぼくらいまをいきている)

明日へ向かって　確かに僕ら今を生きている

(ふたりにているとこをみつけてみょうにうれしくなって)

二人似ているとこを見つけて　妙に嬉しくなって

(そんなささいなよろこびをあつめてくらしてゆけるなら)

そんな些細な喜びを　集めて暮らしてゆけるなら

(どこかでみつけたあかいふうせんだれかのおもいをのせてゆくよ)

どこかで見つけた赤い風船　誰かの想いを乗せてゆくよ

(かなうかなねがいをこのつぎはぼくらがりょうてひろげみわたすそらへとはなつ)

叶うかな　願いをこの次は僕らが　両手広げ見渡す空へと放つ

(すがおのきみがいいかわらないほほえみ)

素顔の君がいい　変わらない微笑み

(どんなひがきてもきえないように)

どんな日が来ても　消えないように

(しんじることにつかれなにもみえないなら)

信じることに疲れ　何も見えないなら

(おおごえでさけぶよどこにいてもきみのなを)

大声で叫ぶよ　どこにいても君の名を

(よせてはかえすとまどいのなみになすすべもなくたちつくすとき)

寄せては返す戸惑いの波に　為す術もなく立ち尽くすとき

(わすれないでたどったみちのりをそしてひとりじゃないってことを)

忘れないで辿った道程を　そして一人じゃないってことを

(そのままのきみでいいかざらないこころで)

そのままの君でいい　飾らない心で

(なみだもぬぐわずあるきだした)

涙も拭わず歩き出した

(しんぱいいらないよずっとみているから)

心配いらないよ　ずっと見ているから

(あしたへむかってふみしめながら)

明日へ向かって　踏みしめながら

(いっぽずついっぽずつたしかにぼくらいまをいきている)

一歩ずつ一歩ずつ　確かに僕ら今を生きている