細胞　BenjaminJasmine

(あのひいえずにのみこんだことば)

あの日言えずに 飲み込んだ言葉

(いつになってもしょうかできなくて)

いつになっても 消化できなくて

(いまもたしかにこころのおくそこ)

今も確かに 心の奥底

(いたみとともににぶくうずいている)

痛みとともに 鈍くうずいている

(わたしいがいのだれかがあなたのとなりにいるしあわせなんて)

私以外の誰かがあなたの隣にいる幸せなんて

(ねがえるほどつよくはないのねがえるほど)

ねがえるほど強くはないのねがえるほど

(わたしつよくはないの)

わたし つよくは無いの

(さわぐくるしいほどさいぼうがさわぐ)

騒ぐ苦しいほど 細胞が 騒ぐ

(きみじゃなくちゃとこころゆさぶり)

君じゃなくちゃと 心揺さぶり

(からだじゅうのさいぼうがさわぐ)

身体中の細胞が騒ぐ

(できないすきのきもち)

出来ない 好きの気持ち

(かこにはできない)

過去には 出来ない

(きみじゃなくちゃとこころゆさぶりああ)

君じゃなくちゃと 心揺さぶり ああ

(からだじゅうのさいぼうが)

身体中の細胞が

(さわぐさわぐさわぐさわぐさわぐ)

騒ぐ 騒ぐ 騒ぐ 騒ぐ騒ぐ

(あのひにはりはもどせないけど)

あの日に針は戻せないけど

(せめてなみだにしょうじきになろう)

せめて 涙に正直になろう

(しまったままのねがいももういちど)

閉まったままの願いももう一度

(なみだにゆれてせかいがにじむよ)

涙に揺れて 世界が滲むよ

(あいされたいとねがうばかりで)

愛されたいと願うばかりで

(こわれることにおくびょうになって)

壊れることに 臆病になって

(じぶんにうそついてばかりでわからないよ)

自分にうそついてばかりでわからないよ

(もうどうすればいいの)

もうどうすればいいの

(とどけことばにしたらすべてきえそうで)

届け 言葉にしたらすべて消えそうで

(どれだけつよく)

どれだけ つよく

(どれだけすきになれば)

どれだけ好きになれば

(おもいはとどくの)

思いは届くの

(できないすきのきもちかこにはできない)

出来ない 好きの気持ち 過去には出来ない

(きみじゃなくちゃとこころゆさぶりああ)

君じゃなくちゃと心揺さぶり ああ

(からだじゅうのさいぼうがさわぐさわぐさわぐさわぐ)

身体中の細胞が 騒ぐ騒ぐ騒ぐ騒ぐ

(わすれようとするほどにきおくがまたよみがえるから)

忘れようとするほどに記憶がまたよみがえるから

(ぬりかえようと)

塗り替えようと

(すればするほどよけいにあのひが)

すればするほど余計にあの日が

(かがやくのどうしてなの)

かがやくのどうしてなの？

(なぜ)

なぜ

(さわぐくるしいほどさいぼうがさわぐ)

騒ぐ苦しいほど細胞が騒ぐ

(きみじゃなくちゃとこころゆさぶりからだじゅうのさいぼうがさわぐ)

君じゃなくちゃと心揺さぶり身体中の細胞が騒ぐ

(できないすきのきもちかこにはできない)

出来ない好きの気持ち 過去には出来ない

(きみじゃなくちゃとこころゆさぶりああ)

君じゃなくちゃと心揺さぶり ああ

(からだじゅうのさいぼうがさわぐさわぐさわぐさわぐ)

身体中の細胞が 騒ぐ騒ぐ騒ぐ騒ぐ

(さわぐさわぐさわぐさわぐ)

騒ぐ騒ぐ騒ぐ騒ぐ