幸せ／音田雅則

(うみまではしったおもいでもてをつないであるいたみちも)

海まで走った思い出も手を繋いで歩いた道も

(このうたにのせたらただしあわせだった)

この歌に乗せたらただ幸せだった

(きみがいたせかいにうまれてよかったよ)

君がいた世界に生まれてよかったよ

(であってくれてほんとうにありがとうと)

出会ってくれて本当にありがとうと

(ただおそかったもうおそかった)

ただ遅かったもう遅かった

(ただないていたひとりないていた)

ただ泣いていた一人泣いていた

(きづくのがおそすぎてしんじてたえいえんを)

気付くのが遅すぎて信じてた永遠を

(つたえきれてないよたくさんのあいのことば)

伝えきれてないよたくさんの愛の言葉

(どうかきみだけはしあわせになってね)

どうか君だけは幸せになってね

(うみまではしったおもいでもてをつないであるいたみちも)

海まで走った思い出も手を繋いで歩いた道も

(このうたにのせたらただしあわせだった)

この歌に乗せたらただ幸せだった

(きみがいたせかいにうまれてよかったよ)

君がいた世界に生まれてよかったよ

(であってくれてほんとうにありがとうと)

出会ってくれて本当にありがとうと

(またゆめみてきみのゆめをみた)

また夢見て君の夢を見た

(できるかぎりわすれようと)

出来る限り忘れようと

(いまもうそなんだとおもいこませた)

今も嘘なんだと思い込ませた

(きっとあしたにはだきしめられるかな)

きっと明日には抱きしめられるかな

(いつかのおもいではとおくにきえたけど)

いつかの思い出は遠くに消えたけど

(ぼくのこころのなかにやさしくのこってる)

僕の心の中に優しく残ってる

(すなはまにかいたなまえをまたさがすひがきたら)

砂浜に書いた名前をまた探す日が来たら

(あしたねってえがおでいえるひがきますように)

明日ねって笑顔で言える日が来ますように

(そうねがいをこめてじぶんひとりのあしあとに)

そう願いを込めて自分一人の足跡に

(なみだがあふれてゆうひをながめた)

涙が溢れて夕日を眺めた

(あのひきみがいったぼくがかなしまないように)

あの日君が言った僕が悲しまないように

(あいかわらずのやさしさがいたくて)

相変わらずの優しさがいたくて

(きみがいなくなってなんどもこうかいして)

君がいなくなって何度も後悔して

(それでもきみがだいすきだった)

それでも君が大好きだった

(だいすきだったよ)

大好きだったよ

(きみがいたせかいにうまれてよかったよ)

君がいた世界に生まれてよかったよ

(であってくれてほんとうにありがとうと)

出会ってくれて本当にありがとうと

(うみまではしったおもいでもえいえんのたからもの)

海まで走った思い出も永遠の宝物

(さいこうにしあわせだ)

最高に幸せだ

(たくさんのありがとうだった)

たくさんのありがとうだった

(きみがいたせかいにうまれてよかったよ)

君がいた世界に生まれてよかったよ

(であってくれてほんとうにありがとうと)

出会ってくれて本当にありがとうと