遺体捜し
僕らは僕らの遺体を抱えて生きている
Web : http://yukinifuru.com/
Twitter : https://twitter.com/yukinifuru
lyrics : 宏川露之@h_tsuyuyuki
music : ein himinn@ein_himinn
vocal : あづさ@mdtrnkt__
cast : 蒼咲はるか@ru_____hao
cinematographer : oshimizu hana
director : ein himinn
editor : 宏川露之
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37697652
https://www.youtube.com/watch?v=BpV82yNhjZ0
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歌詞(問題文)
(きいたはなしでしかない)
聞いた話でしかない
(だれにもにてないいたいを)
誰にも似てない 遺体を
(まだかたちがのこるまちのはずれ)
まだ形が残る街の外れ
(くらいよふけにうめたんだ)
暗い夜更けに埋めたんだ
(にげだしたぼくらはしらない)
逃げ出した僕らは知らない
(どこにもいけないみらいを)
どこにも行けない 未来を
(びょういんのりねんしつはからのまま)
病院のリネン室は空のまま
(なにもくるまれないんだ)
何も包まれないんだ
(ふりだしからいくにち)
振り出しから幾日
(よごれたにもつをせおって)
汚れた荷物を 背負って
(おもかげのないこきょうのはしにたち)
面影のない故郷の端に立ち
(よみがえるきおくのなか)
蘇る記憶の中
(むすうにちらばるひつぎに)
無数に散らばる棺に
(かかれたきごうをたどって)
書かれた記号を 辿って
(りのりうむのゆかむきだしのつち)
リノリウムの床むき出しの土
(そのさきのとびらをあけた)
その先の扉を開けた
(みなれないかずのめがよこたわる)
見慣れない数の眼が横たわる
(ことばもだせないかれらに)
言葉も出せない彼らに
(にあうこえはもうにどと)
似合う声はもう二度と
(ぼくらはぼくらのいたいをかくして)
僕らは 僕らの 遺体を 隠して
(わざとらしくとほうにくれてる)
わざとらしく 途方に 暮れてる
(はやくうまれたとしても)
早く生まれたとしても
(じゅんにおとずれないおわりが)
順に訪れない 終わりが
(にちじょうをこえたなれないたんい)
日常を超えた慣れない単位
(すべてどうじにやってきて)
すべて同時にやってきて
(そのひとつひとつのいみを)
その一つ一つの意味を
(ぼくのいたみからはかって)
僕の痛みから 測って
(くらべられないことなどわかってる)
比べられないことなど分かってる
(でもかさねてしまうのは)
でも重ねてしまうのは
(とぎれないふゆのあめまつあいだ)
途切れない冬の雨待つあいだ
(びるのちかぼちにもぐって)
ビルの地下墓地に潜って
(うごくからだはつめたいぼくひとり)
動く体は冷たい 僕一人
(ぼくらはぼくらのいたいをさがして)
僕らは 僕らの 遺体を 捜して
(わるびれなくぼひょうにふれてる)
悪びれなく 墓標に 触れてる
(どこかにながされたあしたをなくして)
どこかに 流された 明日を 失くして
(はじらいなくむじゃきにないてる)
恥じらいなく 無邪気に 泣いてる
(たんたんとにゅーすがくりかえすなまえ)
淡々とニュースが繰り返す名前
(すこしづつふえるけいさんしきのむこうがわ)
少しづつ増える計算式の向こう側
(ぬれたつちのにおいてのひらはさびにまみれて)
濡れた土の匂い手のひらは錆にまみれて
(ほりかえしたあなのうすぐらいおくそこには)
掘り返した穴の薄暗い奥底には
(きみがいたのかすらもわからなくなったまま)
君がいたのかすらも わからなくなったまま
(いつかみうしなったすがたにであう)
いつか見失った姿に出会う
(ぼくらはぼくらのいたいをみつけて)
僕らは 僕らの 遺体を 見つけて
(いつしかなみだもかれてる)
いつしか 涙も 枯れてる
(どこかにうめてきたきのうをもやして)
どこかに 埋めてきた 昨日を 燃やして
(それでもぼひょうにしがみつく)
それでも 墓標にしがみつく
(ぼくらはぼくらのいたいをつかんで)
僕らは 僕らの 遺体を 掴んで
(あさくあけたあなからぬけだして)
浅く開けた 穴から 抜け出して
(ぬけだして)
抜け出して
(とおくでまたたいたあかりをめざして)
遠くで 瞬いた 明かりを 目指して
(きずついたからだをつれてく)
傷ついた 体を 連れてく
(ぼくらはぼくらのいたいを)
僕らは 僕らの 遺体を
(かかえていきている)
抱えて 生きている