ヒトリ／かりん

(あいされないことはわたしが)

愛されないことは私が

(いちばんしっていたの)

一番知っていたの

(それでもあなたはこのいたみに)

それでもあなたはこの痛みに

(いみをあたえてくれたから)

意味を与えてくれたから

(こわれてしまうこいだとしても)

壊れてしまう恋だとしても

(しんじたいとおもえたんだよ)

信じたいと思えたんだよ

(あなたならわたしのすべて)

あなたなら私の全て

(わかってくれるきがした)

分かってくれる気がした

(あなたをあいしすぎてしまうまえに)

あなたを愛しすぎてしまう前に

(あなたをすべてしるまえに)

あなたをすべて知る前に

(そらにねがうどうかみらいがあるように)

空に願うどうか未来があるように

(いまはそうひとりないてるの)

今はそう　一人泣いてるの

(ちいさなわたしのてにかさねた)

小さな私の手に重ねた

(あなたのおおきなて)

あなたの大きな手

(うしないたくないとねがうほど)

失いたくないと願うほど

(くるしくなっていたの)

苦しくなっていたの

(くびについたまっかなあいが)

首についた真っ赤な愛が

(きえるまえにあなたにあいたくて)

消える前にあなたに会いたくて

(めをとじるとまきもどされる)

目を閉じると巻き戻される

(さいごのあたたかいよる)

最後のあたたかい夜

(やさしいそのめとやさしいそのことば)

優しいその目と優しいその言葉

(すべてうそじゃないいいきかせて)

全て嘘じゃない言い聞かせて

(これでさいごのこいだとおもうの)

これで最後の恋だと思うの

(だからつなぎとめていたかったのに)

だから繋ぎ止めていたかったのに

(もうすべてわかってるから)

もうすべてわかってるから

(もうわたしにちかよらないでよ)

もう私に近寄らないでよ

(はてしないこのくるしみまでも)

果てしないこの苦しみまでも

(あいせるほどつよいひとはいないから)

愛せるほど強い人はいないから

(あなたをあいしているからずっと)

あなたを愛しているからずっと

(あなたがわたしをわすれるまで)

あなたが私を忘れるまで

(ほしにねがうどうかいかないで)

星に願う　どうか行かないで

(ずっとわたしのそばにいてほしい)

ずっと私の側にいてほしい

(あなたをあいしすぎてしまうまえに)

あなたを愛しすぎてしまう前に

(あなたをすべてしるまえに)

あなたをすべて知る前に

(そらにねがうどうかみらいがあるように)

空に願う　どうか未来があるように

(いまはそうひとりないてるの)

今はそう一人泣いてるの

(いまもそうひとりないてるの)

今もそう一人泣いてるの