スパイラル・デイズ

(あめあがりのまちなみがほら)

雨上がりの街並みがほら

(そらのいろにとけこんでゆくよきれいだね)

空の色に溶け込んでゆくよ 綺麗だね

(きょうがはじまるばしょをさがしにゆこうといったのは)

今日が始まる場所を 探しにゆこうと言ったのは

(どっちがさいしょだったかな)

どっちが最初だったかな

(たとえばねきみのなかいくつもきずあとかかえていても)

例えばね 君の中 いくつも傷跡 抱えていても

(いとしさですこしでもぬりかえてゆきたい)

愛しさで 少しでも 塗り替えてゆきたい

(あのひえがいたゆめあつめて)

あの日 描いた夢 集めて

(あふれだすおもいをかかえて)

あふれ出す想いを抱えて

(ほしぞらをはしりぬけたほらじゆうね)

星空を走り抜けた ほら　自由ね

(すいへいせんとどくまでふたりのじかんかさねよう)

水平線 届くまで 二人の時間重ねよう

(きっといまがとわにめぐる)

きっと 今が とわにめぐる

(そうねがうすぱいらるでいず)

そう願う スパイラルデイズ

(みずたまりはしゃいでわたった)

水たまり はしゃいで渡った

(ゆれるそらうつろうひかりひびくなみのおと)

揺れる空 うつろう光 響く波の音

(まぶしさにめをほそめぶきようにわらいあった)

眩しさに目を細め 不器用に笑いあった

(ささいでたしかなぬくもり)

些細で 確かな 温もり

(ふりかえりながめればあなだらけのえばかりだけど)

振り返り 眺めれば 穴だらけの絵ばかりだけど

(いつだってまっしろなきょうがはじまるから)

いつだって 真っ白な 今日が始まるから

(きみとえがいたゆめあつめて)

君と描いた夢 集めて

(ありふれたことばかさねて)

ありふれた言葉 重ねて

(あしあとをきざみつけたほらはじまる)

足跡を刻みつけた ほら　始まる

(まちがいなんてすてさっていまのなかおよごう)

間違いなんて捨て去って 今の中泳ごう

(きっとずっとあいをうたう)

きっと ずっと 愛を歌う

(まよわずいけるように)

迷わず行けるように

(ただしさなんてねとめどもないもので)

正しさなんてね とめどもないもので

(むりしてあわせることもないでしょう)

無理して合わせる こともないでしょう

(このせかいはそれほど)

この世界は それほど

(せまくないとしってる)

狭くないと知ってる

(あのひえがいたゆめあつめて)

あの日 描いた夢 集めて

(あふれだすおもいをかかえて)

あふれ出す想いを抱えて

(ほしぞらをはしりぬけたほらじゆうね)

星空を走り抜けた ほら　自由ね

(すいへいせんとどくまでふたりのじかんかさねよう)

水平線 届くまで 二人の時間重ねよう

(きっといまがとわにめぐる)

きっと 今が とわにめぐる

(そうねがうすぱいらるでいず)

そう願う スパイラルデイズ