ヘロン　山下達郎

(どんなにさみしいよるも)

どんなにさみしい夜も

(やさしいこえがきこえる)

やさしい声が聞こえる

(にじんだひとみのなかで)

にじんだ瞳の中で

(ちいさなみらいがうまれる)

小さな未来が生まれる

(こころよめをさませ)

心よ目を覚ませ

(みはてぬゆめを)

見果てぬ夢を

(かぞえながら)

数えながら

(もうすぐよあけがくる)

もうすぐ夜明けが来る

(なかないでへろんあめをよばないで)

鳴かないでヘロン 雨を呼ばないで

(このまちをやわらかなひかりみたすまで)

この街を柔らかな光 満たすまで

(たいようのりぼんもうけさないで)

太陽のリボン もう消さないで

(いつかきっとえいえんをつかむそのひまで)

いつかきっと 永遠をつかむ その日まで

(ながれるときにあらがい)

流れる時に抗い

(いのちをもやしつづける)

命を燃やし続ける

(すべてのこどくなひとよ)

全ての孤独な人よ

(なみだはことだまになる)

涙は言霊になる

(あしたをまっている)

明日を待っている

(いろあざやかに)

色鮮やかに

(あのほらいずん)

あのホライズン

(つらぬいてよあけがくる)

貫いて夜明けが来る

(とびたてへろんきんいろのそらへ)

飛び立てヘロン 金色の空へ

(ゆるやかにまいおどれかぜをおいながら)

ゆるやかに舞い踊れ 風を追いながら

(わきたていおんあびせてよもっと)

沸き立てイオン 浴びせてよもっと

(このおもいあさもやのなかにとけるまで)

この想い 朝もやの中に 溶けるまで

(なかないでへろんあめをよばないで)

鳴かないでヘロン 雨を呼ばないで

(このまちをやわらかなひかりみたすまで)

この街を柔らかな光 満たすまで

(たいようのりぼんもうけさないで)

太陽のリボン もう消さないで

(いつかきっとえいえんをつかむそのひまで)

いつかきっと 永遠をつかむ その日まで

(とびたてへろんきんいろのそらへ)

飛び立てヘロン 金色の空へ

(ゆるやかにまいおどれかぜをおいながら)

ゆるやかに舞い踊れ 風を追いながら

(わきたていおんあびせてよもっと)

沸き立てイオン 浴びせてよもっと

(このおもいあさもやのなかにとけるまで)

この想い 朝もやの中に 溶けるまで

(なかないでへろん)

鳴かないでヘロン

(あめをよばないで・・・)

雨を呼ばないで