give you up

(ついおくにおぼれた)

追憶に溺れたcell phone

(あどけないふたりがのこってる)

あどけない二人が残ってる

(ぼうきゃくのかなたからきみの)

忘却の彼方から君の

(ひさしぶりのちゃくしんがおどる)

「久しぶり」の着信が踊る

(げんきそれなりに)

「元気？」「それなりに」

(ひとりあいにく)

「ひとり？」「あいにく」

(いまもきみのかげをみてる)

今も君の影を見てる

(きみはそれなりに)

「君は？」「それなりに」

(ひとりちがうよ)

「ひとり？」「ちがうよ」

(いまのひととむすばれるの)

今の彼氏と結ばれるの

(ぞうかのはなたばのえがお)

造花の花束の笑顔

(きみのみらいにそっとおくるよ)

君の未来にそっと贈るよ

(にじんでかがやいたどれす)

滲んで輝いたドレス

(しろくまばゆくなみだにそまる)

白く眩く　涙に染まる

(いつわりのしゅくふくで)

偽りの祝福で

(しあわせをねがうから)

幸せを願うから

(ついきのうのことみたいだよ)

つい昨日の事みたいだよ

(てをつないであるいてたひびが)

手を繋いで歩いてた日々が

(ざんこくなすれちがいのよる)

残酷なすれ違いの夜

(なぜだろうすなおになれなくて)

何故だろう　素直になれなくて

(あいしてるそれなりに)

「愛してる？」「それなりに」

(いつもたぶんね)

「いつも？」「たぶんね」

(おさなすぎたつよがりだよ)

幼すぎた強がりだよ

(きみはあいしてる)

「君は？」「愛してる」

(いつももちろん)

「いつも？」「もちろん」

(いまならつよくだきしめたいのに)

今なら強く抱きしめたいのに

(みじゅくなつぼみだったぼくら)

未熟な蕾だった僕ら

(あおさをのこしむじゃきにかれた)

蒼さを残し　無邪気に枯れた

(やさしくさいていたえがお)

優しく咲いていた笑顔

(まもれないままなみだにそめた)

守れないまま　涙に染めた

(いつわれないおもいは)

偽れない想いは

(むねのおくにしまうから)

胸の奥にしまうから

(むねをこがすよこがお)

胸を焦がす横顔

(べーるごしにめとめが)

ベール越しに目と目が

(あったしゅんかんうごけなかった)

合った瞬間動けなかった

(めぐりめぐるおもいで)

巡り巡る思い出

(すうせんちのきょりがとおくかんじて)

数センチの距離が遠く感じて

(なみだあふれた)

涙溢れた

(さよならあどけないきせつ)

さよなら　あどけない季節

(みたこともないほほえみのきみ)

見たこともない　微笑みの君

(むじょうなときのながれがぼくの)

無常な時の流れが僕の

(むねをつらぬきえがおでないた)

胸を貫き　笑顔で泣いた

(ぞうかのはなたばのえがお)

造花の花束の笑顔

(きみのみらいにそっとおくるよ)

君の未来にそっと贈るよ

(にじんでかがやいたどれす)

滲んで輝いたドレス

(しろくまばゆくなみだにそまる)

白く眩く　涙に染まる

(いつわりのしゅくふくで)

偽りの祝福で

(しあわせをねがうから)

幸せを願うから

(やさしいうそをまとい)

優しい嘘を纏い

(しあわせをねがうから)

幸せを願うから