影を逃れて

(だれにもたよらない)

誰にも頼らない

(しろいかつらはもうかぶらない)

白いかつらはもう被らない

(みつけようほんとうのじんせい)

見つけよう　本当の人生

(それは)

それは

(わいんのかおりとあかいくちびるで よごとなぐさめ)

ワインの香りと赤い唇で 夜毎　慰め

(わらいとなみだあふれるぼくのいきかた)

笑いと涙溢れる　僕の生き方

(どうすればじぶんのかげから のがれられるのか)

どうすれば　自分の影から 逃れられるのか？

(じぶんのさだめを こばめるのだろうか)

自分の定めを 拒めるのだろうか？

(からをやぶりうまれかわれるのか)

殻を破り生まれ変われるのか？

(じぶんのかげからじゆうになりたい)

自分の影から自由になりたい

(しぬのはこわくない じゆうにいきられたら)

死ぬのは怖くない 自由に生きられたら

(いのちのあるかぎりもとめつづける)

命のある限り　求め続ける

(たおやかなしんふぉにー おんなのはだのように)

たおやかな　シンフォニー 女の肌のように

(ひびきのひだにふれて ぼくはふるえる)

響きのヒダに触れて 僕は震える

(どうすればじぶんのかげから のがれられるのか)

どうすれば　自分の影から 逃れられるのか？

(じぶんのかこから ときはなされたい)

自分の過去から 解き放されたい

(こころすてればわすれられるのか)

心捨てれば忘れられるのか

(じぶんのかげからじゆうになりたい)

自分の影から自由になりたい

(ふあんでいっぱい)

不安でいっぱい

(のしかかるおもり)

のしかかる重り

(なにをきいても)

何を聞いても

(こたえてはくれないのに)

答えてはくれないのに

(どこかでみてる)

何処かで見てる

(いきがつまりそう)

息が詰まりそう

(いつかあいつにころされてしまうだろう)

いつかアイツに殺されてしまうだろう

(じぶんのかげから のがれられるのか)

自分の影から 逃れられるのか

(じぶんのさだめを こばめるのだろうか)

自分の定めを 拒めるのだろうか

(からをやぶりうまれかわれるのか)

殻を破り生まれ変われるのか

(じぶんのかげからじゆうになりたい)

自分の影から自由になりたい

(うんめいにしたがうほかないのか)

運命に従うほかないのか

(ぜったいにむりなのか)

絶対に　無理なのか

(かげから)

影から

(じゆうになりたい)

自由になりたい