エアフオルクテイル
句読点は抜いてあります。
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歌詞(問題文)
(もくてきちどっち)
目的地、何方。
(ほんじつもめいずじょうはこんとんとしている)
本日も、迷図上は混沌としている。
(めざすべくはそんざいみなみないろをぬってくうはくはいらない)
目指すべくは存在。皆皆、色を塗って。空白はいらない。
(わけもなくくらくしおんつんざくはろうはろうのそうおんがいやいや)
訳も無くクラクシオン。劈くハロウハロウの騒音が厭。
(えんてんにがっしょううなずくかかしのしゅうはがらんどうでねつろんちゅう)
炎天に合掌。肯く案山子の衆は伽藍堂で熱論中。
(へっどらいとしがみついてまでおったしっぽはどっかいった)
ヘッドライト獅噛付いて迄追った、尻尾は何処か行った。
(このせかいはきっとりそうでにごったすいそう)
此の世界は屹度、理想で濁った水槽。
(いまさらいきがくるしいときづいたってもどれやしない)
今更、息が苦しいと気付いたって戻れやしない。
(かたちのないおもいよいたらないでずっと)
象の無い想いよ。至らないで、ずっと。
(びるとてっとうのかんにおもうのはここにせいかいはないということでしょう)
ビルと鉄塔の間に想うのは、此処に正解は無いということ。でしょう?
(もくてきちこっち)
目的地、此方?
(ほんじつもめいずじょうでもんどうをしている)
本日も、迷頭上で問答をしている。
(しかるべくきちんとさまざまかたちをかえてしんじつはいらない)
然るべくきちんと様様、象を変えて。真実は要らない。
(なれのはてまいごひとごとにああだこうだとうろんでいらいら)
成の果、迷子。他人事に嗚だ呼だ、討論で苛苛。
(なまえのないえんぜつかしげるこけしのしゅうはかかんしょうでかんでんちゅう)
名前の無い演説。傾げる少芥子の衆は、過干渉で感電中。
(いつかいつかとさいをふってまだずっとまっているんだぼくら)
何時か何時かと賽を振って、未だずっと待って居るんだ。僕等。
(このせかいはきっときぼうでよどんだすいそう)
此の世界は屹度、希望で澱んだ水槽。
(いまさらいきがくるしいときづいたってもどれやしない)
今更、息が苦しいと気付いたって戻れやしない。
(まだしらないおもいよそこでまってずっと)
未だ知らない想いよ。其処で待って、ずっと。
(いどとりせいのはしでおもうのはぼくにかちめはないということ)
イドと理性の橋で想うのは、僕に勝眼は無いということ。
(ひとひらのさいとよんじゅうどじゃくのねつと)
一片の才と、四十度弱の熱と、
(よるべないあさをむかえようとしてるわすれもしない)
寄る辺無い朝を迎えようとしてる。忘れもしない。
(ふたしかなろんしょうとまざるあおじゃしんよまやかさないでくれ)
不確かな論証と雑る青写真よ。瞞さないでくれ。
(このせかいはきっとりそうでにごったすいそう)
此の世界は屹度、理想で濁った水槽。
(いまさらいきがくるしいときづいたってもどれやしない)
今更、息が苦しいと気付いたって戻れやしない。
(かたちのないおもいよおわらないでずっと)
象の無い想いよ。終わらないで、ずっと。
(このまちとぼくのかんにおもうのはここにぼくはいないということ)
此の街と僕の間に想うのは、此処に僕は居ないということ。