未完成な音色

(けっしてそのてをはなさずに)

決してその手を離さずに

(ふりかえらないでいて)

振り返らないでいて

(ねがうだけしかできないわたしを)

願うだけしかできない私を

(いつのひかさばくでしょう)

いつの日か裁くでしょう

(やみのくにへとつれていかれたあのひ)

闇の国へと連れていかれたあの日

(きみのぬくもりさえもａｈ－)

君の温もりさえもah-

(ちじょうにのこしていた)

地上に残していた

(だいちにみみをあててめをとじてみたら)

大地に耳をあてて目を閉じてみたら

(きみもかんじられたはずの)

君も感じられたはずの

(めぐりくるうんめい)

めぐりくる運命

(たったいちどだけでもいだいてしまったきぼう)

たった一度だけでも抱いてしまった希望

(きみのてのなかでおどるのはみかんせいなねいろ)

君の手の中で踊るのは未完成な音色

(みつめあうことゆるされず)

みつめ合うこと許されず

(このやみをぬけだすこと)

この闇を抜け出すこと

(ふたりにはおもすぎたつみを)

二人には重すぎた罪を

(こえることはできなくて)

越えることは出来なくて

(しんじあうにはおさなく)

信じ合うには幼く

(つよくのぞむにはたりない)

強く望むには足りない

(ひそやかにつとめをはたすように)

ひそやかに勤めを果たす様に

(このせかいをさりました)

この世界を去りました

(もうにどとうたわないで)

もう二度と歌わないで

(ほかのだれにあいされても)

他の誰に愛されても

(そのからだくちはててゆくのを)

その体朽ち果ててゆくのを

(ただまちつづけてるわたしのもとへ・・・)

ただ待ち続けてる私のもとへ…

(みつめあうことゆるされず)

みつめ合うこと許されず

(このやみをぬけだすこと)

この闇を抜け出すこと

(ふたりにはおもすぎたつみを)

二人には重すぎた罪を

(こえることはできなくて)

越えることは出来なくて

(しんじあうにはおさなく)

信じ合うには幼く

(つよくのぞむにはたりない)

強く望むには足りない

(ひそやかにつとめをはたすように)

ひそやかに勤めを果たす様に

(このせかいをさりました)

この世界を去りました