リーマンズロック

(ごぜん４じにおきてはいてもうねむれなくって)

午前4時に起きて吐いて もう眠れなくって

(なんでかわかんないなみだといっしょによあけをまつ)

何でかわかんない涙と一緒に夜明けを待つ

(ざっとうのことばそのまんまのまちなかをあるき)

雑踏の言葉そのまんまの街中を歩き

(かっとうのことばそのまんまのひとをかきわけ)

葛藤の言葉そのまんまの人を掻き分け

(きょうもかいしゃにゆこういきていくおかねのために)

今日も会社に行こう 生きていくお金のために

(かいしゃにゆこういきているあかしをきざむために)

会社に行こう 生きている証を刻むために

(しゅっきんしてから５びょうでどなりちらされて)

出勤してから5秒で怒鳴り散らされて

(なんでかわかんないまんまにあたまをさげてる)

何でかわかんないまんまに頭を下げてる

(とくいぶんやじゃないなんていいわけはきかない)

得意分野じゃないなんて言い訳はきかない

(はらがたつのをのみこんでえがおでいなくちゃ)

腹が立つのを飲み込んで笑顔でいなくちゃ

(だからしごとをしよういきていくじぶんのために)

だから仕事をしよう 生きていく自分のために

(しごとをしよういきているあかしをきざむために)

仕事をしよう 生きている証を刻むために

(たいしたことないさなにもかもじゅんぷうまんぱんだ)

大した事ないさ 何もかも順風満帆だ

(これくらいがどうしたとおおきくむねをはれ)

これくらいがどうしたと大きく胸を張れ

(２３じはんにとりあえずのしごとがおわり)

23時半にとりあえずの仕事が終わり

(なんでかわかんないずつうといっしょにしょくばをでる)

何でかわかんない頭痛と一緒に職場を出る

(ざっそうのようにふまれてはおきあがる)

雑草のように踏まれては起き上がる

(そんなことばをじぶんにあてはめてるようじゃかなりまずいから)

そんな言葉を自分に当てはめてるようじゃ　かなりまずいから

(きょうははやくかえろうあしたもがんばるために)

今日は早く帰ろう 明日も頑張るために

(はやくかえろうあしたはほめられますように)

早く帰ろう 明日は誉められますように

(たいしたことないさなにもかもじゅんぷうまんぱんだ)

大した事ないさ 何もかも順風満帆だ

(これくらいがどうしたとおおきくいじをはれ)

これくらいがどうしたと大きく意地を張れ

(ろっくんろーるをだいおんりょうできくのがすきだ)

ロックンロールを大音量で聴くのが好きだ

(ひずむえれきにいやされるこのひとときがすきだ)

歪むエレキに癒される このひと時が好きだ

(わいしゃつのなかでもえるあついたましいは)

ワイシャツの中で燃える熱い魂は

(ひとめをちょっときらうのでひそやかにさけんでる)

人目をちょっと嫌うので 密やかに叫んでる

(あしたもかいしゃにゆこういきていくだれかのために)

明日も会社に行こう 生きていく誰かのために

(かいしゃにゆこういきているあかしをきざむために)

会社に行こう 生きている証を刻むために

(たいしたことないさなにもかもじゅんぷうまんぱんだ)

大した事ないさ 何もかも順風満帆だ

(これくらいがどうしたとおおきくこえをはれ)

これくらいがどうしたと大きく声を張れ

(たいしたことないさなにもかもじゅんぷうまんぱんだ)

大した事ないさ 何もかも順風満帆だ

(これくらいがどうしたとおおきくいきていけ)

これくらいがどうしたと大きく生きていけ

(さあむねをはれいきていけ)

さあ胸を張れ 生きていけ