真夜中のLION

(むしんけいなとおりあめが)

無神経な通り雨が

(ぼくのあしあとじゃまするんだ)

僕の足跡邪魔するんだ

(せっきょうじみたまちは)

説教じみた街は

(はれものにでもふれるかのように)

腫れ物にでも触れるかのように

(ざっとうにかまれたぼくは)

雑踏に噛まれた僕は

(えごとえごのすけーぷごーと)

エゴとエゴのスケープゴート

(きょうがおわるまえに)

今日が終わる前に

(ほえかたをわすれてしまいそうだ)

吠え方を忘れてしまいそうだ

(きみだってひとりで)

君だって一人で

(いたいわけじゃないだろう)

いたいわけじゃないだろう

(だれだってそうさ)

誰だってそうさ

(おわらないよるはないと)

終わらない夜はないと

(しったまよなかのｌｉｏｎ)

知った真夜中のLION

(あわてるようにやみをくらう)

慌てるように　闇を喰らう

(いじわるなこのせかいに)

意地悪なこの世界に

(きいてほしくて)

聞いて欲しくて

(ただただただ)

ただ　ただ　ただ

(うたってるよ)

歌ってるよ

(ららら)

ラララ

(とどきますように)

届きますように

(なきやまないあかんぼう)

泣き止まない赤ん坊

(ひとりあそびのいみをしる)

ヒトリ遊びの意味を知る

(あるきだすこどくは)

歩き出す孤独は

(やけにうつくしくみえていたんだ)

やけに美しく見えていたんだ

(ゆくてをはばむものは)

行く手を阻むモノは

(いつでもじぶんさ)

いつでもジブンさ

(ねむらないよるはないと)

眠らない夜はないと

(つきあかりひびくばいおん)

月明かり響く倍音

(ゆううつなあさにまでとどけ)

憂鬱な朝にまで届け

(とじかけたこのせかいに)

閉じかけたこの世界に

(きづいてほしくて)

気づいて欲しくて

(ただただただ)

ただ　ただ　ただ

(うたってるよ)

歌ってるよ

(かわききったそうげんと)

乾ききった草原と

(のみほしたおあしす)

飲み干したオアシス

(またいばしょさがした)

また居場所探した

(ちっぽけなぼくのはーと)

ちっぽけな僕のハート

(ふれたらきこえるしんおん)

触れたら聞こえる心音

(かなでるようにやみにおどれ)

奏でるように闇に踊れ

(なでられることのない)

撫でられることのない

(このたてがみをゆらして)

このタテガミを揺らして

(おわらないよるはないと)

終わらない夜はないと

(しったまよなかのｌｉｏｎ)

知った真夜中のLION

(あわてるようにやみをくらう)

慌てるように闇を喰らう

(いじわるなこのせかいに)

意地悪なこの世界に

(きいてほしくて)

聞いて欲しくて

(まだ)

まだ

(ねむらないよるはないと)

眠らない夜はないと

(つきあかりひびくばいおん)

月明かり響く倍音

(ゆううつなあさにまでとどけ)

憂鬱な朝にまで届け

(とじかけたこのせかいに)

閉じかけたこの世界に

(きづいてほしくて)

気づいて欲しくて

(ただただただ)

ただ　ただ　ただ

(ａｈただただ)

Ah ただ　ただ

(うたってるよ)

歌ってるよ

(ららら)

ラララ

(とどきますように)

届きますように