四月　可愛い連中

(きみがめをさますときに)

君が目を覚ます時に

(あたしのことをどうおもっているとか)

あたしのことをどう思っているとか

(いわれないようにしているのに)

言われないようにしているのに

(あたまおかしいんじゃないやっぱり)

頭おかしいんじゃないやっぱり

(きみがきていたこのふくも)

君が着ていたこの服も

(あまいにおいにかわった)

甘い匂いに変わった

(こうすいはつけなきゃよかったな)

香水はつけなきゃ良かったな

(きょうはなんかえきとおいな)

今日はなんか駅遠いな

(ひどいあめにてをつないで)

ひどい雨に手を繋いで

(はしるきみといきがつまる)

走る君と息が詰まる

(ゆめのようなひみちづれには)

夢のような日道連れには

(なれないほどむやみでよわいな)

なれないほど無闇で弱いな

(うんめいをしんじたいなんて)

運命を信じたいなんて

(あたしにいってどうしろというの)

あたしに言ってどうしろというの

(こんなへやでそんなおはなし)

こんな部屋でそんなお話

(あたまおかしいんじゃないやっぱり)

頭おかしいんじゃないやっぱり

(ひだりみみにずっとある)

左耳にずっとある

(いまながれておちていく)

いま流れて落ちていく

(かしみたいでもうんちがうけど)

歌詞みたいでも　うん　違うけど

(うなずいてばかになっておわり)

うなずいてバカになって終わり

(あたしはただきげんがいいと)

あたしはただ　機嫌がいいと

(もうさよならするためにいきをしていて)

もうさよなら　するために息をしていて

(まだこわくてゆううつなほうをえらんで)

まだ怖くて　憂鬱な方を選んで

(ずっとたえている)

ずっと耐えている

(やさしさよりちっそくしそうになる)

優しさより　窒息しそうになる

(そのかしこさをおもいだすよ)

その賢さを思い出すよ

(かわいたまどのそとにきみのすきなものが)

渇いた窓の外に　君の好きなものが

(きっとあふれているよまっている)

きっと溢れているよ　待っている

(ひとだっているかもしれない)

人だっているかもしれない

(ひどいあめにてをつないで)

ひどい雨に　手を繋いで

(はしるきみといきがつまる)

走る君と　息が詰まる

(ゆめのようなひみちづれには)

夢のような日　道連れには

(なれないできない)

なれない　できない

(はなれなくてもきすをしたいみはない)

離れなくてもキスをした意味はない

(それじゃおげんきで)

それじゃお元気で