誓い　[宇多田ヒカル]

(うんめいなんてしらない)

運命なんて知らない

(けどこのさいそんざいをみとめざるをえない)

けどこの際存在を認めざるを得ない

(ほんとうにこんなわたしでもいいのねえいいの)

本当にこんな私でもいいのねえいいの

(あんまりきたいさせないでほしいよ)

あんまり期待させないでほしいよ

(きょうというひはうそいつわりのない)

今日という日は嘘偽りのない

(えいえんのちかいびよりだよ)

永遠の誓い日和だよ

(きれいなはなもしょうにんもいらない)

綺麗な花も証人もいらない

(おなじいろのゆびわをしよう)

同じ色の指輪をしよう

(くやしくてしかたがない)

悔しくて仕方がない

(ださいくらいしがみついたままねむりたいまいにち)

ダサいくらいしがみついたまま眠りたい毎日

(やくそくはもうしない)

約束はもうしない

(そんなのだれかをよろこばすためのもの)

そんなのだれかを喜ばすためのもの

(いまいうことはうけうりなんかじゃない)

今言うことは受け売りなんかじゃない

(やくそくでもないちかいだよ)

約束でもない誓いだよ

(うそつきだったぼくにはもどれない)

嘘つきだった僕には戻れない

(あさひいろのゆびわにしよう)

朝日色の指輪にしよう

(むねのたかなりをかさねておどろうよ)

胸の高鳴りを重ねて踊ろうよ

(いまをいきることをいわおうよ)

今を生きることを祝おうよ

(たまにこらえられなくなるなみだに)

たまに堪えられなくなる涙に

(これといってふかいいみはない)

これといって深い意味は無い

(ただむかしをとつぜんおもいだしああなきたい)

ただ昔を突然思い出しああ泣きたい

(ひらかれたどあからさしこむひかり)

開かれたドアから差し込む光

(これからもずっとそばにいたい)

これからもずっと側にいたい

(せんたくしなんてもうとっくにない)

選択肢なんてもうとっくにない

(きょうというひはかこぜんれいのない)

今日という日は過去前例のない

(ぼくたちのちかいびよりだよ)

僕たちの誓い日和だよ

(きれいなはなもしょうにんもいらない)

綺麗な花も証人もいらない

(おなじいろのゆびわをしよう)

同じ色の指輪をしよう

(ｋｉｓｓｍｅｏｎｅｃｅ，ｋｉｓｓｍｅｔｗｉｃｅ)

kiss me onece, kiss me twice

(いちどじゃたりない)

一度じゃ足りない

(ｋｉｓｓｍｅｏｎｃｅ，ｋｉｓｓｍｅｔｗｉｃｅ)

kiss me once, kiss me twice

(あなたをください)

あなたを下さい

(ｋｉｓｓｍｅｏｎｃｅ，ｋｉｓｓｍｅｔｗｉｃｅ)

kiss me once, kiss me twice

(ｋｉｓｓｍｅｔｈｒｅｅｔｉｍｅｓ)

kiss me three times

(おねがい)

お願い

(ｋｉｓｓｍｅｏｎｃｅ，ｋｉｓｓｍｅｔｗｉｃｅ)

kiss me once, kiss me twice

(あなたをください)

あなたを下さい

(ひののぼるおとをかたならべてきこうよ)

日の昇る音を肩並べて聞こうよ

(ともにいきることをちかおうよ)

共に生きることを誓おうよ