ネタンデルタール人

(なんでいつもあいつばっかみんなにほめられんだ)

なんでいつも あいつばっかみんなに褒められんだ？

(あたまくんなぁ)

頭来んなぁ。

(もってうまれてきたものにさをかんじる)

持って生まれてきたものに差を感じる

(ふこうへいだ)

不公平だ

(かがやくすがたにためいきがでちゃう)

輝く姿にため息が出ちゃう

(そのこえをきけばほらしたうちがでちゃう)

その声を聴けば ほら 舌打ちが出ちゃう

(しっとは１みりもしてないけれど)

嫉妬は1ミリもしてないけれど

(いらいらもやもやがとめられないよ)

イライラモヤモヤが止められないよ

(なんであいつとおなじにうたえないんだよ)

なんであいつと同じに歌えないんだよ

(ぼくもてんさいってちやほやされたいのに)

僕も天才ってチヤホヤされたいのに

(やることなすことぜんぶざんしんすごいねっていわれたいのに)

やる事成す事全部斬新！すごいね！って言われたいのに

(いわれたいのに)

言われたいのに

(なんでいつもあいつばっかおんなにもてまくるんだ)

なんでいつも あいつばっか女にモテまくるんだ？

(あたまくんなぁ)

頭来んなぁ。

(ぜんせでそれはそれはよいことをたくさんした)

前世でそれはそれは良い事をたくさんした

(あぁそれだそれだ)

あぁ それだそれだ

(あつかうことばにとりはだがでちゃう)

扱う言葉に鳥肌が出ちゃう

(ゆうげんじっこうのそのたいどにさめはだがでちゃう)

有言実行のその態度に鮫肌が出ちゃう

(まけるつもりなんてかいむなんだけど)

負けるつもりなんて皆無なんだけど

(げんじょうこのたちいちにあまんじてるんだ)

現状 この立ち位置に甘んじてるんだ

(なんであいつとおなじにうたえないんだよ)

なんであいつと同じに歌えないんだよ

(ぼくもてんさいってちやほやされたいのに)

僕も天才ってチヤホヤされたいのに

(にてもやいてもぜんぶおしゃれだいすきっていわれたいのに)

煮ても焼いても全部オシャレ！大好き！って言われたいのに

(いわれたいのに)

言われたいのに

(ほんとうはわかっているのさ)

本当はわかっているのさ

(あいつのほうがかさねている)

あいつの方が重ねている

(やるべきことをひたすら)

やるべき事をひたすら

(いちまいずついちまいずつ)

一枚ずつ 一枚ずつ

(ねぇぼくはほんきをだしきれてないだけだよ)

ねぇ僕は本気を出し切れてないだけだよ

(なるべくゆだんしながらうかうかまっててよ)

なるべく油断しながら うかうか待っててよ

(たいきはばんせいなんだよってじゅらきからきまってるんだよ)

大器は晩成なんだよって ジュラ紀から決まってるんだよ

(さぁばんせいをはじめよう)

さぁ晩成を始めよう

(ぼくはぼくのうたしかうたえないよ)

僕は僕の歌しか歌えないよ

(だからぼくをみがいていくしかないだろう)

だから僕を磨いていくしかないだろう

(やることぜんぶぜんぶやって)

やる事全部全部やって

(してないってかおしてやろう)

してないって顔してやろう

(そしたらもうねたんでるだけのじかんをおわりにしよう)

そしたらもう 妬んでるだけの時間を終わりにしよう