あなたを失いたくない

(まもってくれなくていい わたしはこわくない)

守ってくれなくていい 私は怖くない

(なにがのぞみなのあな)

何が望みなの　アナ？

(これよ ふたりでおしゃべりしたいだけなの)

これよ 二人でおしゃべりしたいだけなの

(でもおどろいたわ おだやかなかおしているのね)

でも驚いたわ 穏やかな顔しているのね

(ゆるしてあなたはいつでも)

許して　あなたはいつでも

(わたしからかくれてるとごかいしてた)

私から隠れてると誤解してた

(だからこのおもいつたえにきたの)

だからこの想い伝えに来たの

(もうにどとあなたをうしないたくない)

もう二度とあなたを失いたくない

(かけがえのないひとなの もうはなれたくないわ)

かけがえのない人なの もう離れたくないわ

(まって)

待って

(あえてよかった でもここはもうきけんよ)

会えて良かった でもここはもう危険よ

(はなれて)

離れて！

(こんなことははじめてなの どうすればいい)

こんなことは初めてなの どうすればいい...

(ひとりでいるならへいわよ)

ひとりでいるなら平和よ

(でもふあんなの だいじなひとがそばにいると)

でも不安なの 大事な人がそばにいると

(こころゆれると)

心揺れると

(きけんなことがおきる)

危険なことが起きる

(もうにどとあなたをうしないたくない)

もう二度とあなたを失いたくない

(はなれているべきよ)

離れているべきよ

(わかってあなたを)

わかって　あなたを

(まもりたい)

守りたい

(ようやくわかりあえた)

ようやく　分かり合えた

(くるしまないでひとりきりで)

苦しまないで一人きりで

(そのきもちうれしいけれど)

その気持ち　嬉しいけれど

(かえりなさいふぶきになる)

帰りなさい　吹雪になる

(わたしがいる)

私がいる！

(ちからあわせれば たちむかえるしんじてよ)

力合わせれば 立ち向かえる信じてよ

(このふぶきはわたしのせい)

この吹雪は私のせい

(とめたいでもどうしよう)

止めたい　でもどうしよう

(まもりたいあなたを)

守りたい　あなたを

(おいださないで)

追い出さないで

(うしないたくない)

失いたくない

(まもりたいあなたを)

守りたい　あなたを

(あけられないの)

開けられないの

(とびらを)

扉を

(もうにどとあなたを)

もう二度とあなたを

(うしないたくないのよ)

失いたくないのよ