アンコール

(わかれのことばにうなずいたあとで)

別れの言葉に頷いた後で

(ふりしぼってこえにかえていくよ)

振り絞って声に変えていくよ

(へいぼんなぼくにはつりあわないほどじまんのいとしいきみでした)

「平凡な僕には釣り合わないほど自慢の愛しい君でした」

(ねえつぎはめんきょとかあって)

ねえ　次は免許とかあって

(かーしぇあでもきみをむかえにこーひーもにあっている)

カーシェアでも君を迎えに　珈琲も似合っている

(かれにあうのかなめぐりあうのかな)

彼に会うのかな　巡り会うのかな

(ひにくなんだからわらいすごして)

皮肉なんだから　笑い過ごして

(あまりにもきみがあまりにすなおになくから)

あまりにも君が　あまりに素直に泣くから

(ぼくもつられてあふれてしまいそうだよ)

僕もつられて溢れてしまいそうだよ

(あまりにもきみがあまりにすなおになくから)

あまりにも君が　あまりに素直に泣くから

(ここでことばにしておきたいあしたもあさっても)

ここで言葉にしておきたい　明日も明後日も

(だれをあいそうともみかただっていわせてよ)

誰を愛そうとも　味方だって言わせてよ

(ありがとうっていわせてよ)

ありがとうって　言わせてよ

(きねんびいぶなんてああじつにぼくらしいや)

記念日イブなんて　ああ　実に僕らしいや

(いつもちょっとたりていないんだよわかっているんだよ)

いつもちょっと足りていないんだよ　分かっているんだよ

(きづいているんだよざんねんだよ)

気付いているんだよ　残念だよ

(かわらないきみをあたまのなかでえがいて)

変わらない君を　頭の中で描いて

(いめーじしたのにじゅんびしたのに)

イメージしたのに　準備したのに

(あまりにもきみがあまりにすなおになくから)

あまりにも君が　あまりに素直に泣くから

(ぼくもつられてあふれてしまいそうだよ)

僕もつられて溢れてしまいそうだよ

(あまりにもきみがあまりにすなおになくから)

あまりにも君が　あまりに素直に泣くから

(ここでことばにしておきたいあしたもあさっても)

ここで言葉にしておきたい　明日も明後日も

(だれをあいそうともみかただっていわせてよ)

誰を愛そうとも　味方だって言わせてよ

(ありがとうっていわせて)

ありがとうって　言わせて

(いつになってもきえないまだきえないきえないこいのなか)

いつになっても消えない　まだ消えない消えない恋の中

(いつになってもしらないしりたくないしれないあいのなか)

いつになっても知らない　知りたくない知れない愛の中

(いつになってもきえないまだきえないきえないきみのまま)

いつになっても消えない　まだ消えない消えない君のまま

(いつになってもきえないまだきえない)

いつになっても消えない　まだ消えない

(まだけせないもうきえない)

まだ消せない　もう消えない