た、t、たぶんためになるタイピング

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プレイ回数568難易度(5.0) 1703打 長文
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順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 ねね 4338 C+ 4.3 100% 13.6 59 0 1 2024/02/11
2 aaaaaaaa 3063 E++ 3.2 94.7% 11.1 36 2 1 2024/02/10

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問題文

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(おれはさけにようとよくごるふのはなしをする。)

俺は酒に酔うとよくゴルフの話をする。

(このひもおれはすずきあいてにごるふのはなしをえんえんとしていた。)

この日も俺は鈴木相手にゴルフの話を延々としていた。

(ごるふってのはぱー4がおおい。ぱー4ってのは4だでいれろってことだ。)

ゴルフってのはパー4が多い。パー4ってのは4打で入れろって事だ。

(4だだ。なぜ4だかわかるか。これはいうなればきしょうてんけつをいみしてるんだ。)

4打だ。何故4打か解かるか。これは言うなれば起承転結を意味してるんだ。

(そう、つまりだいじなのはいつだってだい2だめなんだ。)

そう、つまり大事なのはいつだって第2打目なんだ。

(1だめぽしゃっても、2だめでやりなおしがきくんだ。じんせいだってこれとおなじだ。)

1打目ぽしゃっても、2打目でやり直しがきくんだ。人生だってこれと同じだ。

(たとえるなら、1だめは10だいから20だいぜんはんにかけてのがくせいじだい。)

例えるなら、1打目は10代から20代前半にかけての学生時代。

(2だめはそっから30だいあたりまでのしゃかいじんとしてのはじまり。)

2打目はそっから30代あたりまでの社会人としての始まり。

(3だめはあぶらののりきる40だい、50だい、そして4だめ、じんせいのしゅうたいせいの60だいいこう。)

3打目は40代、50代、そして4打目、人生の集大成の60代以降。

(おれはな、1だめしくじった。ほかのやつらよりすこしでおくれた。)

俺はな、1打目しくじった。他の奴らより少し出遅れた。

(でもな、やりなおしはいくらでもきく。おれにはまだあと3だあるんだ。まだつづく。)

でもな、やり直しはいくらでもきく。俺にはまだあと3打あるんだ。まだ続く。

(こっからだ。こっからばんかいしてきっちり4だめでかっぷにぼーるをいれてやる。)

こっからだ。こっから挽回してきっちり4打目でカップにボールを入れてやる。

(おまえみてろよ、ばかやろう。)

お前見てろよ、馬鹿野郎。

(そんなおれのねつべんをしりめにすずきはたいくつそうにあたらしくかったけいたいでんわをいじってる。)

そんな俺の熱弁を尻目に鈴木は退屈そうに新しく買った携帯電話をいじってる。

(じんせいとはごるふだ、おれはもういちどじぶんにたしかめるようにいった。)

人生とはゴルフだ、俺はもう一度自分に確かめるように言った。

(すずきはちらっとおれのほうをみてそのあと、じゃまくさそうにこういった。)

鈴木はちらっと俺の方を見てその後、邪魔くさそうにこう言った。

(「あのさ、そのはなし3かいぐらいきいてんだけどいつもおもうんやけどあんた、)

「あのさ、その話3回ぐらい聞いてんだけどいつも思うんやけどあんた、

(1だめobだから、またぼーるさいしょっからちゃうん。ばんかいむりやろ。」)

1打目OBだから、またボール最初っからちゃうん。挽回無理やろ。」

(おれははらがたった。いつものすずきならここではなしがおわるはずがこのひはちがった。)

俺は腹が立った。いつもの鈴木ならここで話が終わるはずがこの日は違った。

(「でも、むりに4だでいれようとせんでもいいんちゃうん。)

「でも、無理に4打で入れようとせんでもいいんちゃうん。

など

(5だかかっても6だかかってもいいやん。あんたはあんたやん。」)

5打かかっても6打かかってもいいやん。あんたはあんたやん。」

(それをきいたしゅんかん、からだじゅうにいなずまがはしった。)

それを聞いた瞬間、身体中に稲妻が走った。

(おれにはないはっそう。ぎゃくのはっそう。なぜだかきゅうにしんたいがかるくなるのをかんじた。)

俺にはない発想。逆の発想。何故だか急に身体が軽くなるのを感じた。

(おれははじめてすずきがいとおしくおもえた。)

俺は初めて鈴木がいとおしく思えた。

(「おれのじんせいのきゃでぃーさんになってくれ。」じぶんでもおどろくほどすなおになれた。)

「俺の人生のキャディーさんになってくれ。」自分でも驚くほど素直になれた。

(すずきはあいだをいれず「やだ。」とこたえた。しかしこたえはべつにどうでもよかった。)

鈴木は間を入れず「やだ。」と答えた。しかし答えは別にどうでもよかった。

(おれはめのまえのぐらすのこおりをからんからんとならしますたーをよび、)

俺は目の前のグラスの氷をカランカランと鳴らしマスターを呼び、

(いつもよりほんのすこしつよいさけをたのんでみた。)

いつもよりほんの少し強い酒を頼んでみた。

(てんのすてれおからはだいすきなぼぶでぃらんがながれていた。)

店のステレオからは大好きなボブディランが流れていた。

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