おかしな2人 / UNICRON

(うらぎられてもほっとかれてもうそつかれても)

裏切られても　ほっとかれても　嘘つかれても

(のむうつかうでもしごとしなくてもみちでねてても)

呑む打つ買うでも　仕事しなくても　道で寝てても

(でんわはないしてがみもこないしじゅうしょわからない)

電話は無いし　手紙も来ないし　住所わからない

(しかたがないわねまあいいかわたしのこいびと)

仕方がないわね　まあいいか　私の恋人

(いじわるぬきでやさしくでようがものでつろうが)

いじわる抜きで　優しく出ようが　物で釣ろうが

(「すてきだね」なんておせじをいってもとなりでねてても)

「ステキだね」なんて　お世辞を言っても　隣で寝てても

(きすしてくれてもかわいいめしてもだいてくれても)

キスしてくれても　かわいい目しても　抱いてくれても

(だまされないわよねえちょっとわたしのこいびと)

騙されないわよ　ねえちょっと　私の恋人

(おもいがけないごがつのとおりあめすこしだけおもうあなたを)

思いがけない　五月の通り雨　少しだけ　思う　あなたを

(みずたまりではねまわるこどもたちすこしだけおもうあなたをわたしなりに)

水溜りで　跳ね回る子供達　少しだけ思う　あなたを私なりに

(しばらくこないしもうさくらはちったししおどきかしら)

しばらく来ないし　もう　桜は散ったし　潮時かしら

(かくごしてなさいねえちょっとわたしのこいびと)

覚悟してなさい　ねえちょっと　私の恋人

(あなただけのこのよでわたしだけなのうわさじゃ)

あなただけの　この世で　私だけなの噂じゃ

(ふたりだけならなんとかするつもりすこしだけおもうあなたをわたしなりに)

二人だけなら　なんとかするつもり　少しだけ思う　あなたを私なりに

(たとえかてはしないげーむでもどうにかなるのすぎてゆくきせつのなか)

たとえ勝てはしない　ゲームでもどうにかなるの　過ぎてゆく　季節の中

(めぐるめぐるめぐるめぐるこのおかしなふたり)

巡る巡る巡る巡る　このおかしな2人

(かなしいくらいにあいしてしってるはずね)

悲しい位に愛して　知ってるはずね

(いつもここでみつめているふしぎなかけひきおちてゆくらせんのなか)

いつもここで　みつめている　不思議なかけひき　落ちてゆく螺旋の中

(まわるまわるまわるまわるはなれられないふたり)

回る回る回る回る　離れられない2人

(いらだたしいほどすきなのふりむいてもくれない)

いらだたしい程好きなの　振り向いてもくれない

(たとえかてはしないげーむでもどうにかなるのすぎてゆくきせつのなか)

たとえ勝てはしない　ゲームでもどうにかなるの　過ぎてゆく季節の中

(めぐるめぐるめぐるめぐるこのおかしなふたり)

巡る巡る巡る巡る　このおかしな2人

(かなしいくらいにあいしてねえいらだたしいほどすきなの)

悲しい位に愛して　ねえいらだたしい程好きなの

(そうかなしいくらいにあいしてる)

そう悲しい位に　愛してる