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歌詞(問題文)
(ときのこどうがまだひびくあいだはだかのことばむねにとじこめた)
時の鼓動がまだ響く間 裸の言葉胸に閉じ込めた
(きおくのいろがにじみはじめるやぶれたせかいのすみで)
記憶の色が滲み始める 破れた世界の隅で
(なにももとめずにただだきよせるいまのぼくにはそれしかできない)
何も求めずにただ抱き寄せる 今の僕にはそれしかできない
(ふるえたつよがりでもぷらいどにみえるはぐれたこどものように)
震えた強がりでもプライドに見える 逸れた子供のように
(さいごのこえさえもかぜがさまようせいでけされた)
最後の声さえも 風が彷徨うせいで消された
(つきにてをむけたままきみはそらのほしにきえた)
月に手を向けたまま 君は空の星に消えた
(そばにいてとだきしめてももうにどときこえないきみのうたごえは)
側にいてと抱きしめても もう二度と聞こえないきみの歌声は
(ふりそそいだあめのさいれんぼくのかわりにいまこのそらがなきつづける)
降り注いだ雨のサイレン 僕の代わりに今この空が泣き続ける
(これまでふみつけてきたおしえをいまかきあつめこのむねにあてても)
これまで踏みつけてきた教えを 今掻き集めこの胸に当てても
(すくいもとめうたうよなおゆうぎにみえるものがたるおとなのように)
救い求め歌うよなお遊戯に見える 物語る大人のように
(ことばによりそうだけのからのあいとみちびきはいらない)
言葉に寄り添うだけの 空の愛と導きはいらない
(かざられたいのりではあすのてがかりにさわれない)
飾られた祈りでは 明日の手掛かりに触れない
(いつかきみにとどくはずのなもなきおさないしがえがくわがままを)
いつか君に届くはずの 名も無き幼い詩が描くわがままを
(わすれたいよいちどだけねむれぬかなしみがそのうたをだきしめてる)
忘れたいよ一度だけ 眠れぬ悲しみがその詩を抱きしめてる
(なげすてられるただしさならきえることないまちがいのほうがいい)
投げ捨てられる正しさなら 消えることない間違いの方が良い
(おくびょうにかくしてたこえをいまこのてでもういちどさらせばいい)
臆病に隠してた声を今 この手でもう一度さらせばいい
(つかむきどうもさくひかりもかわいたこころのせいでものくろにみえた)
掴む軌道も咲く光も 乾いた心のせいでモノクロに見えた
(わすれないよきょうのけしきをありふれたねがいがあしもとをてらしてくれる)
忘れないよ今日の景色を ありふれた願いが足元を照らしてくれる