【アインシュタインより愛をこめて】新世界のa

(さんがつふつかげつようびにぎやかなよるらじおにまぎれ)

３月２日月曜日　にぎやかな夜　ラジオに紛れ

(そっとびーときざむだれもきづかない)

そっとビート刻む　誰も気付かない

(とてもかすかにそれははじまる)

とてもかすかにそれは始まる

(いくおくねんのときをこえそのつづきへひかりにのって)

幾億年の時を超え　その続きへ　光に乗って

(ふしぎなできごとにぼくらはためらってたね)

不思議な出来事に　僕らはためらってたね

(とほうもないことがおきている)

途方もないことが起きている

(おんぱのこうずいのなかに)

音波の洪水の中に

(およぐきみをみつけたよ)

泳ぐ君を見つけたよ

(あわいかげだけのすがた)

あわい影だけの姿

(なにかをもとめてをのばす)

なにかを求め　手を伸ばす

(しんせかいのどああけまっしろいゆめにのって)

新世界のドア開け　真っ白い夢に乗って

(いくつものうみこえて)

いくつもの海こえて

(つよくなれるよやさしくなれるだれより)

強くなれるよ　優しくなれる誰より

(みんなしってるしんわのよう)

皆知ってる　神話のよう

(でぱーとのすみにいるよくわからないどうぶつそいつがなにか)

デパートの隅にいる　よくわからない動物　そいつがなにか

(ぼくにもわからないみんなそれがすきだから)

僕にもわからない　みんなそれが好きだから

(てにいれてみたしんわみたいなものさ)

手に入れてみた　神話みたいなものさ

(まいばんねむるまえには)

毎晩眠る前には

(こいとかじんせいについてかたろう)

恋とか人生について語ろう

(なんだかんだたのしいぜ)

なんだかんだ楽しいぜ

(ゆめはふくらみあるきだす)

夢はふくらみ　歩きだす

(しんせかいのどああけひかりをてにいれて)

新世界のドア開け　光を手に入れて

(なみだもいかりも)

涙も怒りも

(きみならすべてえがおにかえられるはず)

君ならすべて　笑顔に変えられるはず

(おそれるものはなにもないのに)

おそれるものは　何もないのに

(あるあさふときづくながれるらじおのなかで)

ある朝ふと気づく　流れるラジオの中で

(まどろみつづけるきみがのいずのなかにかききえた)

まどろみ続ける君が　ノイズの中にかき消えた

(しんせかいのどあとじしんわをおきざりに)

新世界のドア閉じ　神話を置き去りに

(そんなにたよりない)

そんなにたよりない

(きみがひとりでおわりないたびにでるなら)

君が一人で終わりない旅に出るなら

(どうかどうかこううんを)

どうかどうか　幸運を

(ろくがつまるにちげつようびよくはれたあさ)

６月〇日　月曜日　よく晴れた朝

(ふたりだけがしるしんわがおわる)

二人だけが知る神話が終わる

(まちかどにたちつくしながらありふれたせかいに)

街角に立ち尽くしながら　ありふれた世界に

(かれるまでさけんだよ)

枯れるまで叫んだよ

(さよならあるふぁ)

さよならa（アルファ）

(さよならあるふぁ)

さよならa（アルファ）

(さよなら)

さよなら