ナミダ、あわ雪

(きみがくれたしろいまふらーひさしぶりにまいた)

君がくれた　白いマフラー　久しぶりに巻いた

(こんなにあったかいってあのころはちっともわかってなかった)

こんなにあったかいって　あの頃はちっともわかってなかった

(すこしかわいすぎてはずかしいなんていってさ)

少し　可愛すぎて　恥ずかしいなんて言ってさ

(やさしさをこわがってとおざけてばかりいた)

優しさを怖がって　遠ざけてばかりいた

(とおいやまがゆきのべーるかぶされてふうけいがかわるみたい)

遠い山が雪のベール　被されて　風景が変わるみたい

(まぶしくなっていくおもいでがもうせつないよ)

眩しくなっていく思い出がもう切ないよ

(ひとひらなみだあわゆき)

ひとひらナミダあわ雪

(てのひらにそっとこぼれていく)

手のひらに　そっとこぼれていく

(とめどないおもいのけっしょうがかがやいてるきみがすき)

とめどない想いの　結晶が輝いてる「君が好き」

(あいたいあえないでもあいたい)

会いたい　会えない　でも会いたい

(もういちどこのてをにぎってよ)

もう一度　この手を握ってよ

(おいていかないでこのふゆにどうかわたしをとかして)

置いていかないでこの冬に　どうか　わたしを溶かして

(きみとかったおそろいのきーほるだーすてられない)

君と　買った　おそろいのキーホルダー　捨てられない

(へたくそなすのーぼーどでわらいあったひきのうみたいね)

下手くそなスノーボードで笑いあった日　昨日みたいね

(くすぐりあうようなあのきもちたぶんきみは)

くすぐり　合うような　あの気持ち　たぶん君は

(わすれてしまってわたしはかこのいちぴーす)

忘れてしまって　わたしは過去の1ピース

(ひとひらなみだあわゆき)

ひとひらナミダあわ雪

(ほおつたいほろりくずれていく)

頬伝い　ほろり崩れていく

(とげつくおもいのけっしょうがいたいんだよきみがすき)

トゲつく想いの　結晶が痛いんだよ「君が好き」

(あえないあいたいでもあえない)

会えない　会いたい　でも会えない

(ひえきったこころをつつんでよ)

冷え切った　心を包んでよ

(あたたかいえがおでこのかんじょうぜんぶきれいにとかして)

温かい笑顔でこの感情　ぜんぶきれいに溶かして

(つもりにつもったきもちもしつたえられるなら)

積もりに積もった気持ち　もし伝えられるなら

(さようならよりもありがとうかな)

さようならよりも　ありがとうかな

(ひとひらなみだあわゆき)

ひとひらナミダあわ雪

(てのひらにそっとこぼれていく)

手のひらに　そっとこぼれていく

(とめどないおもいのけっしょうがかがやいてるきみがすき)

とめどない想いの　結晶が輝いてる「君が好き」

(あいたいあえないでもあいたい)

会いたい　会えない　でも会いたい

(もういちどこのてをにぎってよ)

もう一度　この手を握ってよ

(おいていかないでこのふゆにどうかわたしをとかして)

置いていかないでこの冬に　どうか　わたしを溶かして

(いっそせかいごとぜんぶとかして)

いっそ　世界ごと全部　溶かして