ハッピーエンドへの期待は

(「ざんこくだったなぁじんせいは」おもっていたより)

「残酷だったなぁ人生は」思っていたより

(いまきみにあっておもいきりないてみたい)

いま君に会って思いきり泣いてみたい

(おわりはなにもつげずはじまった)

終わりは何も告げず始まった

(あさがこないへやでもやしたこいも)

朝が来ない部屋で燃やした恋も

(このぷらいどやれっとうじゃたたかえないとしる)

このプライドや劣等じゃ闘えないと知る

(どのくらいのむてっぽうがぼくらにはにあう？)

どのくらいの無鉄砲が僕らには似合う？

(またきみのいないきせつへ)

また君のいない季節へ

(「ざんこくだったなぁじんせいは」おもっていたより)

「残酷だったなぁ人生は」思っていたより

(いまきみにあっておもいきりないてみたい)

いま君に会って思いきり泣いてみたい

(どうにかなるはずさどうにかなるはずさ)

どうにかなるはずさ　どうにかなるはずさ

(どうにもならなかったぼくらのひびになまえはつけないで)

どうにもならなかった僕らの日々に名前は付けないで

(おもいでになるほどきれいじゃないから)

思い出になるほど綺麗じゃないから

(せびろがにあわないとかたたたきわらいあった)

背広が似合わないと肩叩き笑い合った

(あいつのねこぜがきゅうにこいしいぜ)

あいつの猫背が急に恋しいぜ

(「さんざんなんだよなじんせいは」わかっちゃいたけど)

「散々なんだよな人生は」わかっちゃいたけど

(いまおまえにあってはなしたいなはなしたいよ)

いまお前に会って話したいな　話したいよ

(いのがしらのゆうひはぼくらのかげをつかむ)

井の頭の夕陽は僕らの影を掴む

(おとなになりそびれたあわれなかげたちを)

大人になりそびれた哀れな影たちを

(おわりはなにもつげずはじまった)

終わりは何も告げず始まった

(もうきみのいないきせつもえらんでよかったとおもう)

もう君のいない季節も選んでよかったとおもう

(あいしてるよ、ぜんぶたりなかったまいにち)

愛してるよ、ぜんぶ足りなかった毎日

(どのよるのことをおもいだしてしまってもね)

どの夜のことを思い出してしまってもね

(かなしくはないのだ)

悲しくはないのだ

(はっぴーえんどへのきたいはすてるなよ？どうかげんきでね)

ハッピーエンドへの期待は捨てるなよ？どうか元気でね