馳せる未来

(あとすこしだけもうすこしだけ)

あと少しだけ もう少しだけ

(そばにいられたら)

そばにいられたら

(かぞえきれぬおもいと)

数え切れぬ想いと

(ときだけがすぎてく)

時だけが過ぎてく

(はかないようにふたをとじて)

吐かないように 蓋を閉じて

(それぞれのはこだいたまま)

それぞれの箱 抱いたまま

(どこまでいけるあなたにあえる)

どこまで行ける あなたに会える

(たとえまやかしでもいいの)

たとえ まやかしでもいいの

(ねぇふれたりあいしてみたい)

ねぇ、触れたり 愛してみたい

(いちびょうごにはかわるせかいで)

一秒後には 変わる世界で

(なにをつたえよう)

何を伝えよう

(あふれることばさえもからまるおもい)

溢れる言葉さえも絡まる思い

(たったひとことがいえないままでいいの)

たった一言が言えないままでいいの

(ときだけがすぎてく)

時だけが過ぎてく

(かかえたはこのふたをあけて)

抱えた箱の 蓋を開けて

(みらいのみちをてらせたら)

未来の道を 照らせたら

(すなおになれるあなたにあえる)

素直になれる あなたに会える

(それがまぼろしでもいいと)

それが幻でもいいと

(あぁこころにうそついた)

あぁ 心に嘘ついた

(いちびょうごにはきえるものならなにをのこそうか)

一秒後には消えるものなら 何を残そうか

(さいごのことばひとつしんじたくない)

最後の言葉一つ信じたくない

(だからそばにいて)

だから そばにいて

(このままじゃだめなんだ)

このままじゃダメなんだ

(かすれていくけしき)

掠れていく景色

(ここにとどまったまま)

ここに留まったまま

(ときだけがすぎてく)

時だけが過ぎてく

(あとすこしだけもうすこしだけ)

あと少しだけ もう少しだけ

(そばにいられたら)

そばにいられたら

(なにかがかわるのかなかえられるかな)

何かが変わるのかな 変えられるかな

(ひとつだけでいい)

一つだけでいい

(たしかなおもいをいまことばにできずに)

確かな想いを今 言葉に出来ずに

(まよってはときだけがすぎてく)

迷っては 時だけが過ぎてく

(ここにとどまったまま)

ここに留まったまま

(ときだけがすぎてく)

時だけが過ぎてく