道楽心情

(あるひそらからあまてらすがいった)

ある日空から天照が言った

(いったいなんだ)

（いったいなんだ）

(ひとのちえにげんかいなどないのだ)

ヒトノ知恵ニ限界ナド無イノダ

(へぇそうなんだ)

（へぇそうなんだ）

(たたかいにあけくれて)

闘いに明け暮れて

(つかれきったやつのために)

疲れ切った奴のために

(はなたばをささげよう)

花束を捧げよう

(んでずっとずっとたのしむさ)

んでずっとずっと楽しむさ

(どうらくしんじょうせいぎょふのう)

道楽心情制御不能

(じぶんにかっさいいぇいぇいぇ)

自分に喝采（イェイェイェ）

(きせいのがいねんほうりなせえ)

既成の概念放りなせえ

(じゆうなこうどうおおお)

自由な行動（オオオ）

(おとなしくしてなんかいられませんぜ)

大人しくしてなんか居られませんぜ

(いきないきなばかさわぎ)

粋な粋なバカ騒ぎ

(そのひしろがねのひかりがはしった)

その日銀の光が走った

(いったいなんだ)

（いったいなんだ）

(たぶんたましいのえくとぷらずむ)

たぶん魂のエクトプラズム

(へぇそうなんだ)

（へぇそうなんだ）

(とうきょうもえどのよる)

東京も江戸の夜

(うかれきったまちをあるく)

浮かれ切った街を歩く

(はなのかぶきざむらい)

華の歌舞伎侍

(そうここはろくでなしのくに)

そうここはロクデナシの国

(どうらくしんじょうせいぎょふのう)

道楽心情制御不能

(ぱーてぃーはせいだいいぇいぇいぇ)

パーティーは盛大（イェイェイェ）

(かたいいしょうはきがえなせえ)

カタい衣装は着替えなせえ

(らくにいこうぜおおお)

楽にいこうぜ（オオオ）

(おぼろげなまんげつのしたでおどろう)

朧げな満月の下で踊ろう

(いきないきなばかさわぎ)

粋な粋なバカ騒ぎ

(せんりつするほどたいだ)

戦慄するほど怠惰

(まるでだめなおっさん)

まるでダメなオッサン

(もんぜつしながらぜんしんげんかいとっぱせよ)

悶絶しながら前進　限界突破せよ

(ごうおんならしてきーぷおんろっきん)

轟音鳴らしてキープオン・ロッキン

(たたかうきみのうたをぼくはぜったいわらわない)

闘う君の歌を僕は絶対笑わない

(むねをはっていきるんだ)

胸を張って生きるんだ

(んでもっともっとたのしむさ)

んでもっともっと楽しむさ

(ああ)

嗚呼

(どうらくしんじょうせいぎょふのう)

道楽心情制御不能

(じぶんにかっさいいぇいぇいぇ)

自分に喝采（イェイェイェ）

(きせいのがいねんほうりなせえ)

既成の概念放りなせえ

(じゆうなこうどうおおお)

自由な行動（オオオ）

(どうらくしんじょうせいぎょふのう)

道楽心情制御不能

(ぱーてぃーはせいだいいぇいぇいぇ)

パーティーは盛大（イェイェイェ）

(かたいいしょうはきがえなせえ)

カタい衣装は着替えなせえ

(らくにいこうぜおおお)

楽にいこうぜ（オオオ）

(おぼろげなまんげつのしたでおどろう)

朧げな満月の下で踊ろう

(いきないきなばかさわぎ)

粋な粋なバカ騒ぎ

(さいごのさいごのばかさわぎ)

最後の最後のバカ騒ぎ