解けない駆け引き

(からっぽのこころがみちる)

からっぽの心が満ちる

(えきしょうのなかの４もじ)

液晶の中の４文字

(ずるいくらいにもてあそぶ)

ずるいくらいに弄ぶ

(きみのおもわくをおしえてよ)

君の思惑を教えてよ

(しめっぽいことばがうかぶ)

湿っぽい言葉が浮かぶ

(きたいなんかしたくなくて)

期待なんかしたくなくて

(ふとうめいなまますぎてく)

不透明なまま過ぎてく

(かけひきはにがてなんだけど)

駆け引きは苦手なんだけど

(だらっとすぎていくひびのなかで)

だらっと過ぎていく日々のなかで

(よくねむるあなたばかりみていた)

よく眠る貴方ばかり見ていた

(あいみたいなものにひかれて)

愛みたいなものに惹かれて

(たどりついたさびしさ)

辿り着いた寂しさ

(たいくつしのぎのめろでぃ)

退屈しのぎのメロディ

(らぶどらまのぱろでぃ)

ラブドラマのパロディ

(むねにはがそりんひあそび)

胸にはガソリン　火遊び

(あなたをまつひよかんときめき)

あなたを待つ日　予感トキメキ

(はなにはみつめせんできす)

花には蜜　目線でキス

(なんどでもくりかえすよ)

何度でも繰り返すよ

(きみがくれためっせーじ)

君がくれたメッセージ

(なんてことないかいわだけど)

なんてことない会話だけど

(いっしゅんがたからものでまもりたいから)

一瞬が宝物で守りたいから

(ずっときみのことをおもいだすよ)

ずっと君のことを思い出すよ

(いつかはこいびとになって)

いつかは恋人になって

(いつかはもとめあうて)

いつかは求め合う手

(よりそえばよりそいが)

寄り添えば寄り添いが

(かえるばすのせまいしーとで)

返るバスの狭いシートで

(もういいかい)

Oh baby もういいかい

(まあだだよとかかくれんぼ)

まあだだよとか隠れん坊

(こいするおんなはさくらんぼう)

恋する女はさくらんぼう

(ほらはやいうちにたべたらどう)

ほら早いうちに食べたらどう

(もうちょっとちかづいて)

もうちょっと近づいて

(きみのゆびさきにふれててをにぎる)

君の指先に触れて手を握る

(なんてかんがえるけどげんじつでめがさめる)

なんて考えるけど現実で目が覚める

(どうやってぼくのこと)

どうやって僕のこと

(しってもらえたらつながるの)

知ってもらえたら繋がるの

(このこころのおくふかくまで)

この心の奥深くまで

(ゆめごこちのままでいたいけど)

夢心地のままで居たいけど

(なんどでもまきもどすよ)

何度でも巻き戻すよ

(きみとすごすものがたり)

君と過ごす物語

(ありきたりなはなしだけど)

ありきたりな話だけど

(ゆうじょうをのぞむのならそれでいいから)

友情を望むのならそれでいいから

(ずっとそばにいさせて)

ずっと側にいさせて

(ゆれるおもいがゆうぐれのそらににじむ)

揺れる想いが夕暮れの空に滲む

(あきがちかづく)

秋が近づく

(あせがかわいてながそでをまとうまえに)

汗が乾いて長袖を纏う前に

(つたえたい)

伝えたい

(なんどでもくりかえすよ)

何度でも繰り返すよ

(きみがくれためっせーじ)

君がくれたメッセージ

(なんてことないかいわですら)

なんてことない会話ですら

(いっしゅんがたからものでとくべつだけど)

一瞬が宝物で特別だけど

(ずっとかわらないまま)

ずっと変わらないまま

(なんどでもまきもどして)

何度でも巻き戻して

(おもいでにあまえている)

思い出に甘えている

(ぼくにてをふったら)

僕に手を振ったら

(だいじょうぶまえをむいてきみのほうへと)

大丈夫　前を向いて君の方へと

(そっとなつかぜがせなかをおすから)

そっと夏風が背中を押すから

(あるきだすよ)

歩き出すよ

(からっぽのこころがみちる)

からっぽの心が満ちる

(えきしょうのなかの４もじ)

液晶の中の４文字

(ずるいくらいにもてあそぶ)

ずるいくらいに弄ぶ

(きみのおもわくをおしえてよ)

君の思惑を教えてよ

(しめっぽいことばがうかぶ)

湿っぽい言葉が浮かぶ

(きたいなんかしたくなくて)

期待なんかしたくなくて

(ふとうめいなまますぎてく)

不透明なまま過ぎてく

(かけひきはにがてなんだけど)

駆け引きは苦手なんだけど