過学習

(すくってよあなたが)

救ってよ、アナタが

(みえないものがみえてきづいていくあたまが)

見えないものが見えて気づいていく頭が

(だれにでもなろうとする)

誰にでもなろうとする

(それはじきょうかくちばっかぐちばっかか)

それは自供か？ 口ばっか愚痴ばっかか？

(うれいてなきそうか)

憂いて泣きそうか？

(ねむらずにいたってにげられんないせい)

眠らずにいたって逃げられん内省

(きづいてるかあなたは)

気づいてるか、アナタは？

(すがってんのはなんだ)

縋ってんのは何だ？

(せいぎのていみくだすめ)

正義の体、見下す眼

(ひまでからっぽなだけだろ)

暇で空っぽなだけだろ

(すくってやんなきゃなむくいてやったらば)

救ってやんなきゃな、報いてやったらば

(あなたしってるただしいって)

アナタ知ってる？ 正しいって

(このまちのかたりべにまざってあるいていこうぜ)

この街の語り部に混ざって歩いていこうぜ

(よるべないのろいをはらうまえに)

寄る辺ない呪いを祓う前に

(もうぜんぶきいてらんないわ)

もう全部聞いてらんないわ

(このかしかいたのはだれなんか)

この歌詞書いたのは誰なんか？

(じぶんいがいがいうようだ)

自分以外が言うようだ

(これはだれのおもい)

これは誰の思い

(わたしのわたしにあなたかたがなにをできるって)

私の私にアナタ方が何をできるって？

(ただこたえがほしいんならかたらせよう)

ただ応えが欲しいんなら語らせよう

(まあまあ、だれもみてねえが)

まあまあ、誰も見てねえが

(つくってるあなたがむかってんのはなんだ)

ツクってるアナタが向かってんのは何だ？

(れいじのせんねすごして)

0時の線寝過ごして

(どこまでいったらあすだろう)

どこまで行ったら明日だろう

(すくってやったんだからすいてやったんだわ)

「救ってやったんだから好いてやったんだわ」

(あなたしってるやさしいって)

アナタ知ってる？ 優しいって

(このまちはやさしくていい)

この街は優しくて良い

(むかんしんですすもうぜ)

無関心で進もうぜ

(よるべないのろいをのろうまえに)

寄る辺ない呪いを呪う前に

(もうなにもきめらんないわ)

「もう何も決めらんないわ」

(いまぐだってんはだれなんか)

「今グダってんは誰なんか？」

(はらすべきなら)

晴らすべきなら

(わたしたちはでこえをあげんだよ)

「私たちは」で声をあげんだよ

(わたしのわたしにあなただったらなにができるって)

私の私にアナタだったら何ができるって？

(ただこたえがほしいんならはからせよう)

ただ応えが欲しいんなら測らせよう

(まあまあだれもみてねえが)

まあまあ、誰も見てねえが

(きづいてんだったな)

気づいてんだったな

(しゅたいせいとはなんだ)

主体性とは何だ

(せいぎのめいにめくらんで)

正義の命に目眩んで

(そこまでからっぽだ)

底まで空っぽだ

(もうなにもみてらんないわ)

もう何も見てらんないわ

(ふさぐかーてんはこんなか)

塞ぐカーテン 箱ん中

(ここからあなたにきこえるよう)

ここからアナタに聞こえるよう

(わたしのわたしにわたしだったらなにができる)

私の私に私だったら何ができる

(ねえ、まだこたえがほしいんならからかえよ)

ねえ、まだ応えが欲しいんなら揶揄えよ

(まあまあだれもみてねえが)

まあまあ、誰も見てねえが