Rain Drops / 蜜の味

(たにんのふこうはみつのあじ)

他人の不幸は蜜の味

(いくらこうかなたからのかちもわからないならもくずといっしょ)

いくら高価な宝の価値も　分からないなら藻屑といっしょ

(なくしてはじめてきづくなんてあたしにはないようだ)

失くして初めて気づくなんて　アタシには無いようだ

(かれんにゆれているはなすらひきちぎってちってしまえ)

可憐にゆれている花すら　引き千切って散ってしまえ

(たにんのふこうはみつのあじじろんにかまけてくずとかす)

他人の不幸は蜜の味　自論にかまけてクズと化す

(だれかのみがってなことばはいらないの)

誰かの身勝手な言葉はいらないの

(むようなごみもあなたのならじぶんのものにとてをのばす)

無用なゴミもアナタのなら　自分のモノにと手を伸ばす

(みたされないままいきてくのさ)

満たされないまま生きてくのさ

(なんとなくただいきてるひびはしんだめをしたさかなといっしょ)

なんとなくただ生きてる日々は　死んだ目をした魚といっしょ

(せかいせいふくやかねもちよりもらくしていたいもんな)

世界征服や金持ちよりも　楽していたいもんな

(なににもかえがたいあなたのあかくじゅくしたいまを)

なににも変え難い　アナタの赤く熟した今を

(たにんのふこうはみつのあじひとをのろうならあなふたつ)

他人の不幸は蜜の味　人を呪うなら穴二つ

(ささいなきびすらほっておけないの)

些細な機微すら放っておけないの

(みじんもあいしてないけれどじぶんのためにひつようなら)

微塵も愛してないけれど　自分のために必要なら

(だれかれかまわずうそぶくのさ)

誰彼構わず嘯くのさ

(くってもくってもとまんないよくはどこまでいってもなおんない)

食っても食っても止まんない　欲は何処までいっても治んない

(うそがおおきくなってくそくどそれよりはやくて)

嘘が大きくなってく速度　それより速くて

(いまはあとにもさきにもこれいっかいいわばぼんからおちてくしゃんめりー)

今は後にも先にもこれ一回　言わば盆から落ちてくシャンメリー

(はらすかしてあかいめでいた)

腹空かして赤い目でいた

(どくにもくすりにもならないこのふあんもあいもすべてあげるから)

毒にも薬にもならない　この不安も愛も全てあげるから

(たにんのふこうはみつのあじじろんにかまけてくずとかす)

他人の不幸は蜜の味　自論にかまけてクズと化す

(だれかのみがってなことばはいらないの)

誰かの身勝手な言葉はいらないの

(むようなごみもあなたのならじぶんのものにとてをのばす)

無用なゴミもアナタのなら　自分のモノにと手を伸ばす

(みたされないままいきてくのさ)

満たされないまま生きてくのさ

(きっと)

きっと