雨 ／ ペトロールズ

(あいたいきもちはこのあめのように)

逢いたい気持ちはこの雨のように

(すべてをぬらしていろをますように)

全てを濡らして色を増すように

(あいたいきもちはあのひざしのように)

逢いたい気持ちはあの日差しのように

(すべてをてらしていろをますように)

全てを照らして色を増すように

(しずかにすぎるひびにはいろはない)

静かに過ぎる日々には色は無い

(こえもないたたずんでいる)

声も無い佇んでいる

(ねむりにおちるしゅんかんの)

眠りに落ちる瞬間の

(せめぎあいみつめない)

せめぎ合い見つめない

(ただようむねのうちがわに)

ただよう胸の内側に

(めをやらないただねむりたい)

眼を遣らないただ眠りたい

(いつものうそいめーじのぱーてぃ)

いつもの嘘イメージのパーティ

(すけたはねやすまりはしない)

透けた羽根休まりはしない

(きづいていないふりはやめて)

気づいていない振りは止めて

(あいたいきもちはこのあめのように)

逢いたい気持ちはこの雨のように

(すべてをぬらしていろをますように)

全てを濡らして色を増すように

(あいたいきもちはあのひざしのように)

逢いたい気持ちはあの日差しのように

(すべてをてらしていろをますように)

全てを照らして色を増すように

(かんどのにぶったくちびるふるわせおどってわれにかえる)

感度の鈍った唇震わせ踊って我に返る

(それなりにゆれるひとみしらぬまにすみきった)

それなりに揺れる瞳知らぬ間に澄み切った

(かみあわないうちがわの)

噛み合わない内側の

(こえがしてふるえだした)

声がして震え出した

(わかるでしょりあるなすとーりー)

わかるでしょリアルなストーリー

(こころだけはしりだしそう)

心だけ走り出しそう

(もうきづいていないふりはやめて)

もう気付いていない振りは止めて

(あいたいきもちはこのあめのように)

逢いたい気持ちはこの雨のように

(すべてをぬらしていろをますように)

全てを濡らして色を増すように

(あいたいきもちはあのひざしのように)

逢いたい気持ちはあの日差しのように

(すべてをてらしていろをますように)

全てを照らして色を増すように

(あえないときはこのあめのように)

逢えないときはこの雨のように

(なけばいいそれでいいいろをますように)

泣けばいいそれで良い色を増すように

(あえないときもあのひざしのように)

逢えないときもあの日差しのように

(おもえばいいそれでいいいろをますように)

想えば良いそれで良い色を増すように

(あいたいきもちはこのあめのように)

逢いたい気持ちはこの雨のように

(すべてをぬらしていろをますように)

全てを濡らして色を増すように