Leia

(きみのこえをきかせてよどむこころをはらって)

君の声を聞かせて　澱む心を祓って

(いつわりのきゃんばすをぬりつぶしてくんだ)

偽りのキャンバスを　塗りつぶしてくんだ

(きょうも)

今日も

(しゅうまつのないげんそうにさわれたきがした)

終末のない幻想に　触れた気がした

(なんてよべばいいんだろうかわらないおんど)

「なんて呼べばいいんだろう」　変わらない温度

(ほほえみがないぞうをくいつぶすまえに)

微笑が内臓を　食いつぶす前に

(きょうをとじこめたよはせるみらいははいいろ)

今日を閉じ込めたよ　馳せる未来は灰色

(のぞむならくうそうさびれたうそ)

望むなら空想　寂れた嘘

(かなうならもっときかせて)

叶うならもっと　聞かせて

(こころからあふれてたいとしさをちりばめて)

心から溢れてた　愛しさをちりばめて

(きみのこえにかさねたこうこつははるか)

君の声に重ねた　恍惚は遥か

(かたちあるものならばくずれゆくものならば)

形あるものならば　崩れゆくものならば

(このりょうめはいらないぼくをつつんで)

この両目は要らない　僕を包んで

(ｌｅｉａ)

Leia...

(しゅうまつのないげんそうはかなしくわらった)

終末のない幻想は　悲しく笑った

(なんてよべばいいんだろうひびくことばははいいろ)

「なんて呼べばいいんだろう」響く言葉は灰色

(えいえんはそっといきをとめて)

永遠はそっと　息をとめて

(ぼくをおいてったぜつぼうへと)

僕を置いてった　絶望へと

(はりのおとがとまればこのせかいはおわるよ)

針の音が止まれば　この世界は終わるよ

(ねがうだけのことばはいみをもたなかった)

願うだけの言葉は　意味をもたなかった

(もうすこしだけわらってもうすこしだけいのって)

もう少しだけ笑って　もう少しだけ祈って

(きこえないならもういっそ)

聞こえないならもういっそ

(ぼくをころしてよ)

僕を殺してよ

(きみのこえをきかせてよどむこころをはらって)

君の声を聞かせて　澱む心を祓って

(いつわりのきゃんばすをきみとほうむるんだ)

偽りのキャンバスを　君と葬るんだ

(きみとぼくのあかしをのこすすべがないなら)

君と僕の証を　残す術がないなら

(ぬくもりをやきつけて)

温もりを焼きつけて

(ぼくをころして)

僕を殺して

(ｌｅｉａ)

Leia...