クランベリー

(くらんべりーはいつだって)

クランベリーはいつだって

(かなしそうにこういうの)

悲しそうにこう言うの

(わたしもだれかにあいされてみたいわ)

「私も誰かに愛されてみたいわ」

(くらんべりーはいつだって)

クランベリーはいつだって

(こまったかおでこういうの)

困った顔でこう言うの

(すきっていうことばにりゆうなどいらないわ)

「好きっていう言葉に理由など要らないわ」

(ぼくらはこれからしんくにそまっていく)

僕らはこれから深紅に染まっていく

(でもきずがつくのはすこしいやだな)

でも傷がつくのは少し嫌だな

(のうどうてきなみらいにことのけんかいをふかして)

能動的な未来に事の見解を付加して

(さけんだりできんならいきるのもらくだよ)

叫んだり出来んなら生きるのも楽だよ

(とうしんだいのせかいにおぼれるのはのぞんじゃいないさ)

等身大の世界に溺れるのは望んじゃいないさ

(それでもいいならすきになれるとおもうけど)

それでも良いなら好きになれると思うけど

(くびまでしずめてあたまをゆさぶって)

首まで沈めて　頭を揺さぶって

(みなもにうかべてぼくらはたびだった)

水面に浮かべて　僕らは旅立った

(くらんべりーととうげんきょうゆめにみたぜっけいだ)

クランベリーと桃源郷 夢に見た絶景だ

(うれてくかじつにりゆうなどいらないさ)

熟れてく果実に理由など要らないさ

(めをあけてまえをむいてあるけ)

目を開けて前を向いて歩け

(つぎのかどはみぎにいけ)

次の角は右に行け

(しじにはだまってしたがえ)

指示には黙って従え

(それがしぜんのせつりだろう)

それが自然の摂理だろう

(さびたみをはいでおどりつづけてみたけど)

錆びた身を剥いで踊り続けてみたけど

(はだしをうれいたことばがささるよ)

裸足を憂いた言葉が刺さるよ

(とろけてきえそうなあまいひびをねがっていたんだ)

蕩けて消えそうな甘い日々を願っていたんだ

(それでもいいならここにきてよくらんべりー)

それでも良いならここに来てよ、クランベリー

(のうどうてきなみらいにことのけんかいをふかして)

能動的な未来に事の見解を付加して

(なげいたりできんならいきるのもらくだよ)

嘆いたり出来んなら生きるのも楽だよ

(あしたにてをふってまざることもわるくはないさ)

明日に手を振って混ざることも悪くはないさ

(それでもいいならすきだとさけぶよ)

それでもいいなら好きだと叫ぶよ

(かんどうてきなみらいにぼくのけんかいをふかして)

感動的な未来に僕の見解を付加して

(わらえたりなけんならそれがきみなんだよ)

笑えたり泣けんならそれが君なんだよ

(とうしんだいのせかいにおぼれることができたら)

等身大の世界に溺れる事が出来たら

(ぼくでもだれかをあいせるんだとおもうけど)

僕でも誰かを愛せるんだと思うけど