恋夜／ねぐせ。

(きみがいなくなってきょうで)

君がいなくなって今日で

(いっしゅうかんがたった)

一週間がたった

(なつかしいよるをおもいだした)

懐かしい夜を思い出した

(なぜかなみだがでていた)

なぜか涙が出ていた

(きみがいなくなって)

君がいなくなって

(さらにちらかったへやは)

更に散らかった部屋は

(ぼくのこころをあらわしてるかのようだ)

僕の心を表してるかのようだ

(ぼくがいなくなってきっときみのまいにちは)

僕がいなくなってきっと君の毎日は

(あたらしいひとやあたらしいことで)

新しい人や新しいことで

(みたされてるんだろう)

満たされてるんだろう

(ながいよるがきらいでとびだしたまちで)

長い夜が嫌いで飛び出した街で

(あのよるのおもいでが)

あの夜の思い出が

(いちまいいちまいとくりかえしてく)

一枚一枚と繰り返してく

(ぼくはこいよるをねがっているんだ)

僕は恋夜を願っているんだ

(あなたがもどってくるよるを)

あなたが戻ってくる夜を

(こいよるをおもいだしたんだ)

濃い夜を思い出したんだ

(ふたりがこころをゆるしたよるを)

二人が心を許した夜を

(いっしょうをかけてもとりもどしたいんだ)

一生をかけても取り戻したいんだ

(きみがいなくなってきょうで)

君がいなくなって今日で

(にしゅうかんがたった)

二週間がたった

(すべてがいやになったなみだもでなくなった)

全てが嫌になった涙も出なくなった

(ふたりできいてたあのきょくが)

二人で聞いてたあの曲が

(いまになってささるのは)

今になって刺さるのは

(ちゃんとぼくがりょうみみで)

ちゃんと僕が両耳で

(きけているせいだろうか)

聞けているせいだろうか

(ぼくはこいよるをねがっているんだ)

僕は恋夜を願っているんだ

(ふたりのえがおをもういちど)

二人の笑顔をもう一度

(こいよるをおもいだしたんだ)

濃い夜を思い出したんだ

(なやみなんかわすれていたよるを)

悩みなんか忘れていた夜を

(あさがえりくりかえし)

朝帰り繰り返し

(ふあんのなかにかぶせるように)

不安の中にかぶせるように

(むりやりさけをのむひび)

無理やり酒を飲む日々

(うすいかおりすらもまだおもいだせるよ)

薄い香りすらもまだ思い出せるよ

(あいされていたこともあいしていたことも)

愛されていたことも愛していたことも

(こいよるをねがっているんだ)

恋夜を願っているんだ

(あなたがもどってくるよるを)

あなたが戻ってくる夜を

(こいよるをおもいだしたんだ)

濃い夜を思い出したんだ

(ふたりがこころをゆるしたよるを)

二人が心を許した夜を

(ぼくはいつまでもきみがすきなんだ)

僕はいつまでも君が好きなんだ

(きみがいなくなってきょうで)

君がいなくなって今日で

(さんしゅうかんがたった)

三週間がたった

(いつでももどっておいできみとこいよるよ)

いつでも戻っておいで君と恋夜よ