心音／Omoinotake

(ぼくのこころがうまれたひは)

僕の心が　産まれた日は

(きみとわかりあえたあのひなんだよ)

君とわかり合えた　あの日なんだよ

(こぴーあんどぺーすとだったはずのあすもあさっても)

コピー＆ペーストだったはずの　明日も明後日も

(きみといっしょならみらいとよびたくなったんだ)

君と一緒なら　未来と呼びたくなったんだ

(うなずいてばかりでいきづらいとなげいて)

頷いてばかりで　生きづらいと嘆いて

(なみだもろくてなさけなくておくびょうなぼくへ)

涙脆くて　情けなくて　臆病な僕へ

(きみはやさしさっていうなまえをくれたね)

君は「優しさ」っていう　名前をくれたね

(ばらばらでうまれたぼくらなのに)

バラバラで産まれた　僕らなのに

(おなじりずむをきざむふたつのしんおん)

同じリズムを刻む　二つの心音

(とくとくとときにどきどきと)

トクトクと　時にドキドキと

(まるではじめからひとつだったみたい)

まるで初めから　一つだったみたい

(ばらばらでうまれたぼくらだから)

バラバラで産まれた　僕らだから

(のこりのじかんくらいそばにいてほしい)

残りの時間くらい　傍にいて欲しい

(じぐざぐとまがりくねるみちも)

ジグザグと　曲がりくねる道も

(ふたつのこころでひとつのみらいをえらぼう)

二つの心で　一つの未来を選ぼう

(ぼくのこころがないたひは)

僕の心が　泣いた日は

(なにもきづけなかったあのひなんだよ)

何も気づけなかった　あの日なんだよ

(ぽーかーふぇいすくずしてきみとなきじゃくりあって)

ポーカーフェイス崩して君と　泣きじゃくり合って

(きみのいたみはもうぼくのいたみだとしったんだ)

君の痛みはもう　僕の痛みだと知ったんだ

(からっぽだったあるばむのなか)

空っぽだった　アルバムの中

(きみばかりでうまっていってかたちのないひびへきみは)

君ばかりで　埋まっていって　形のない日々へ君は

(おもいでっていうなまえをくれたね)

「思い出」っていう　名前をくれたね

(らいせでもきみとめぐりあえるかな)

来世でも君と　巡り合えるかな

(はなればなれだってみみをすまして)

離れ離れだって　耳を澄まして

(さがしてみせるってやくそくするよ)

探してみせるって　約束するよ

(せかいにひとつだけのきみだけのこころのおと)

世界に一つだけの　君だけの　心の音

(さよならのいらないふたりになろう)

さよならのいらない　二人になろう

(ただいまにおかえりってかさなるしんおん)

ただいまにおかえりって　重なる心音

(こくこくとぼくらしわくちゃになるまで)

刻々と　僕らシワクチャになるまで

(ずっとてをにぎっていたい)

ずっと　手を握っていたい

(ばらばらでうまれたぼくらだから)

バラバラで産まれた　僕らだから

(のこりのじかんくらいそばにいてほしい)

残りの時間くらい　傍にいて欲しい

(じぐざぐとまがりくねるみちも)

ジグザグと　曲がりくねる道も

(ふたつのこころでひとつのみらいをえらぼう)

二つの心で　一つの未来を選ぼう