意味が分かると怖い話285 概要欄に説明あり
解説
王様に対して兵士が用意した食料の回数がポイント。
全部で4回ありますね。
一回目は左腕、二回目右足、そう考えていくと4回目ですべてなくなります。
王様は、大丈夫だ、今用意してやるといって、兵士の胴体を・・・
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問題文
(わたしはとあるくにのこくおうをつとめている。)
私はとある国の国王を務めている。
(しゅみのふなたびのとちゅうおおきなあらしにまきこまれてしまってな、)
趣味の船旅の途中大きな嵐に巻き込まれてしまってな、
(むじんとうへひょうりゅうしてしまったんじゃ。)
無人島へ漂流してしまったんじゃ。
(たすかったのはわしとひとりのへいしだけじゃった。)
助かったのはわしと一人の兵士だけじゃった。
(わしはへいしにめいじる。)
わしは兵士に命じる。
(「なにかしょくりょうをもってこい」)
「何か食料を持ってこい」
(しかし、なにかほうびもないとな。)
しかし、何か褒美もないとな。
(「もってくることができたら、くにへかえったときにだんしゃくのちいをやろう」)
「持ってくることができたら、国へ帰った時に男爵の地位をやろう」
(へいしはよろこんでたべるものをちょうたつしてきた。)
兵士は喜んで食べるものを調達してきた。
(さすがはわがくにのへいしだ。)
さすがは我が国の兵士だ。
(つぎのひまたわしはめいじる。)
次の日またわしは命じる。
(「しょくりょうをもってこい。こんどはししゃくのちいをやる」)
「食料を持ってこい。今度は子爵の地位をやる」
(へいしはまたもってきた。)
兵士はまた持ってきた。
(つぎのひもまたわしはめいじた。)
次の日もまたわしは命じた。
(「しょくりょうをもってこい。くににかえればはくしゃくにしてやる」)
「食料を持ってこい。国に帰れば伯爵にしてやる」
(そのつぎのひもまた)
その次の日もまた
(「しょくりょうをもってこい。こうしゃくのなをやる」)
「食料を持ってこい。公爵の名をやる」
(へいしはずっとわしにじゅうじゅんにしたがい、しょくりょうをさしだした。)
兵士はずっとわしに従順に従い、食料を差し出した。
(そしてそのつぎのひ)
そしてその次の日
(「しょくりょうをもってこい。」)
「食料を持ってこい。」
(そうめいじると、)
そう命じると、
(「もうしわけございません。もうよういできるものはございません。」)
「申し訳ございません。もう用意できるものはございません。」
(そういわれてしまった。)
そういわれてしまった。
(それならばじぶんでよういするしかあるまい。)
それならば自分で用意するしかあるまい。
(わしはへいしにこういった。)
わしは兵士にこういった。
(「しんぱいはいらない。こんどはわしがよういしてやる。」)
「心配はいらない。今度はわしが用意してやる。」