嫌でもね/大橋ちっぽけ

(あいまふれたゆびさきからまったりつながったりしないのが)

あ今触れた指先絡まったり繋がったりしないのが

(ふたりのげんざいちあらわしてるみたいでなけた)

ふたりの現在地表してるみたいで泣けた

(しかるべきこえをまたずにこぎだしたあどけないこい)

然るべき声を待たずに漕ぎ出したあどけない恋

(なぞもふくせんものこしたまんまいろのないらすとしーんだ)

謎も伏線も残したまんま色のないラストシーンだ

(もういいよはなそうからそう)

もういいよ　話そう　枯らそう

(すべてしってふるえきってちりたいのだのに)

全て知って震え切って散りたいの　だのに

(あんたはなんもいわんねうちらのこいはどこゆくんけ)

あんたは何も言わんねうちらの恋はどこ行くんけ

(ってそうぞうもつかんでしょうね)

って想像もつかんでしょうね

(げんにひとりでないてるわ)

現に一人で泣いてるわ

(ばいばいちゅうをまってはぎれわるくてしかたないね)

バイバイ宙を舞って歯切れ悪くて仕方ないね

(こんなんでおわりなんて)

こんなんで終わりなんて

(ぞくへんにきたいしちゃうわいやでもね)

続編に期待しちゃうわ　嫌でもね

(いやでもねさよならよねしってるて)

いや　でもね　さよならよね　知ってるて

(あぁかいさつをぬけてあたしいがいなにもかわらないまち)

あぁ改札を抜けてあたし以外何も変わらない街

(みとめてしまうにはあまりにもまだあいしてるな)

認めてしまうにはあまりにもまだ愛してるな

(しりえないじかんのなかでこころにしょうじたひびわれ)

知り得ない時間の中で心に生じたひび割れ

(うめるゆびさきにはなれなかった？)

埋める指先にはなれなかった？

(あたしじゃだめだったんか)

あたしじゃだめだったんか

(あんたはやっぱいわんね)

あんたはやっぱ言わんね

(ふしだらなんはわかってたって)

ふしだらなんは分かってたって

(なんでとなりにおってん)

なんでとなりにおってん

(まんにひとつもないのなら)

万に一つもないのなら

(ばいばいちゅうをまってはぎれわるくてしかたないね)

バイバイ宙を舞って歯切れ悪くて仕方ないね

(こんなんでおわりなんて)

こんなんで終わりなんて

(ぞくへんにきたいしちゃうわいやでもね)

続編に期待しちゃうわ　嫌でもね

(もういいよはなそうからそうよただそう)

もういいよ　話そう　枯らそうよ　正そう

(これまでのふたりのために)

これまでのふたりのために

(あんたはなんもいわんね)

あんたは何も言わんね

(あんたはなんもいわんねうちらのこいはどこゆくんけ)

あんたは何も言わんねうちらの恋はどこ行くんけ

(ってそうぞうもつかんでしょうね)

って想像もつかんでしょうね

(げんにひとりでないてるわ)

現に一人で泣いてるわ

(ばいばいちゅうをまってはぎれわるくてしかたないね)

バイバイ宙を舞って歯切れ悪くて仕方ないね

(こんなんじゃおわれないって)

こんなんじゃ終われないって

(ぞくへんにきたいしてるわいまでもねいやでもね)

続編に期待してるわ　今でもね　嫌でもね

(いやでもねさよならよねしってるで)

いや　でもね　さよならよね知ってるで