夜のジェットコースター

(きみがままにいわないで)

君がママにいわないで

(まちでおちあおうとしてくれたことを)

街で落ち合おうとしてくれたことを

(おぼえてる)

覚えてる

(あしおとなんかきにしないで)

足音なんか気にしないで

(げんかんをひーるでとびだしたよるのこと)

玄関をヒールで飛び出した夜のこと

(でもやくそくはやぶられて)

でも約束は破られて

(わたしはきょうもふみきりのまえでひとり)

私は今日も踏切の前で一人

(まいごになる)

迷子になる

(やこうかんらんしゃがときをきざむ)

夜行観覧車が時を刻む

(そのあかりがさみしくて)

その灯りがさみしくて

(なきそうになる)

泣きそうになる

(ひーるがぬげてしまったなら)

ヒールが脱げてしまったなら

(はだしのままで)

裸足のままで

(このいたみでさえもとどかない)

この痛みでさえも届かない

(かなしみもってれーるのうえ)

悲しみ持ってレールの上

(よるのじぇっとこーすたー)

夜のジェットコースター

(のっかってあなたのまちまで)

乗っかってあなたの街まで

(あるいていけたなら)

歩いて行けたなら

(どんなにしあわせなんだろう)

どんなに幸せなんだろう

(おもえばきみはうつむいてばかりだ)

思えば君はうつむいてばかりだ

(ほしをみにゆこうかなんて)

星を見に行こうかなんて

(こえをかけてみたい)

声をかけてみたい

(よるのじぇっとこーすたー)

夜のジェットコースター

(のっかってあなたのまちまで)

乗っかってあなたの街まで

(あるいていけたなら)

歩いて行けたなら

(どんなにしあわせなんだろう)

どんなに幸せなんだろう

(おもえばきみはうつむいてばかりだ)

思えば君はうつむいてばかりだ

(ほしをみにゆこうかなんて)

星を見に行こうかなんて

(こえをかけて)

声をかけて

(よるのじぇっとこーすたー)

夜のジェットコースター

(あのえきもだまりこむかおも)

あの駅も黙り込む顔も

(おいこしてしまえば)

追い越してしまえば

(あふれないですむでしょう)

溢れないですむでしょう

(おもえばよるはどこまでもひとりだ)

思えば夜は　どこまでも一人だ

(とどきそうなそくどで)

届きそうな速度で

(ねむりにおちてゆけ)

眠りに落ちてゆけ