第22回毎日パソコン入力コンクール6月大会和文A
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問題文
(つきがひかるのはなぜ?)
月が光るのはなぜ?
(これからはひがくれるのがはやくなって、)
これからは日が暮れるのがはやくなって、
(よぞらにひかるほしをたのしむにはぜっこうのきせつです。)
夜空に光る星を楽しむには絶好の季節です。
(しりょくのよいひとがくらいよぞらでみえるほしはすうせんこといわれています。)
視力の良い人が暗い夜空で見える星は数千個といわれています。
(とかいではまちのひかりがじゃまをしてほしはよくみえないけれど、)
都会では街の光が邪魔をして星はよく見えないけれど、
(これはかならずみえるという、てんたいがあります。)
これは必ず見えるという、天体があります。
(そう、あかるくかがやくつきです。)
そう、明るく輝く月です。
(でもね、つきってかがやいているけどひかっていないんだ。)
でもね、月って輝いているけど光っていないんだ。
(それって、どういうこと?)
それって、どういうこと?
(よぞらにかがやくあのちいさなほしたちは、)
夜空に輝くあの小さな星たちは、
(ほとんどすべてがじぶんでひかっています。)
ほとんどすべてが自分でひかっています。
(とおくにあるからちいさくみえますが、)
遠くにあるから小さく見えますが、
(じつはたいようとおなじ「こうせい」というしゅるいのてんたいです。)
実は太陽と同じ「恒星」という種類の天体です。
(すいそやへりうむなどのがすがはんのうしてねつをだし、)
水素やヘリウムなどのガスが反応して熱を出し、
(こうおんのひのたまになっています。)
高温の火の玉になっています。
(そのときでているひかりがわたしたちのめにとどきます。)
そのとき出ている光が私たちの目に届きます。
(つきにうちゅうせんをおくったあめりかの「あぽろけいかく」では1969ねん、)
月に宇宙船を送ったアメリカの「アポロ計画」では1969年、
(ふたりのうちゅうひこうしがはじめてつきにおりたちました。)
二人の宇宙飛行士が初めて月に降り立ちました。
(もしつきがひのたまだったら、)
もし月が火の玉だったら、
(こんなことはできるはずがありません。)
こんなことはできるはずがありません。
(つきはちきゅうのようにがんせきでできていて、もちろんひかっていません。)
月は地球のように岩石でできていて、もちろん光っていません。
(つきがかがやいてみえるのは、たいようのひかりをはんしゃしているからです。)
月が輝いて見えるのは、太陽の光を反射しているからです。
(ひがくれてちきゅうのうらがわにまわったたいようがつきをてらし、)
日が暮れて地球の裏側に回った太陽が月を照らし、
(そのつきをわたしたちがよぞらにみているのです。)
その月を私たちが夜空に見ているのです。
(ちきゅうやきんせい、かせいなどは、こうせいのまわりをまわる「わくせい」です。)
地球や金星、火星などは、恒星のまわりを回る「惑星」です。
(わくせいのまわりをまわるつきのようなてんたいを「えいせい」といいます。)
惑星のまわりを回る月のような天体を「衛星」といいます。
(わくせいもたいようのひかりをはんしゃしてひかってみえます。)
惑星も太陽の光を反射して光って見えます。
(つきはまんげつだったり、はんげつ、みかづきだったり、いろいろかたちをかえます。)
月は満月だったり、半月、三日月だったり、いろいろ形を変えます。
(ひとばんのうちにかたちがへんかするわけではありません。)
一晩のうちに形が変化するわけではありません。
(こんばん、あしたのばんとすこしずつかたちをかえ、)
今晩、明日の晩と少しずつ形を変え、
(やく1かげつでもとのかたちにもどります。)
約1ヶ月で元の形に戻ります。
(これがつきのみちかけです。)
これが月の満ち欠けです。