ひこうき雲の空の下/亜波根綾乃
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歌詞(問題文)
(てにふれるなみのこころだれもしらない)
手に触れる波の心 誰も知らない
(はなそえたおかのこえだれもしらない)
花添えた丘の声 誰も知らない
(うまれたまちがちいさくみえる)
生まれた街が 小さく見える
(そつぎょうのはるがゆく)
卒業の春がゆく
(20せいきのはてでそだったちちやははのあいで)
20世紀の果てで育った 父や母の愛で…
(ひこうきぐものそらのしたゆめみつめてきた)
ひこうき雲の空の下 夢見つめて来た
(たとえばこいたとえばみらい)
例えば恋 例えば未来
(むねにだきしめながら)
胸に抱きしめながら
(みつめあうあなたのくにわたしはしらない)
見つめ合うあなたの祖国(くに) 私は知らない
(のぞきこむあおいひとみやさしいけれど)
のぞき込む青い瞳 優しいけれど
(あらしのなつをいくつもこえて)
嵐の夏を いくつも越えて
(めぐりあえたふたり)
巡り会えたふたり
(ゆたかなくにのみなみはるかにかぜがはこんだあいで)
豊かな国の南遥かに 風が運んだ愛で…
(ほしのねがいがかなうよるきょうかいにさいた)
星の願いがかなう夜 教会に咲いた
(さくらによせてかわしたちかい)
桜によせて 交わした誓い
(むねにだきしめている)
胸に抱きしめている
(うちよせるなみのこころいまはしらない)
打ちよせる波の心 今は知らない
(のをそめてたそがれてゆくかなしみさえも)
野を染めて黄昏てゆく 悲しみさえも
(うなばらをみるろうじんのかげ)
海原を見る老人の影
(おだやかにすぎるいま)
穏やかに過ぎる現代(いま)
(いのちのいみをたしかめているふるいつえのさきで)
命の意味を確かめている 古い杖の先で
(わたしもやがてははになりゆめつたえるだろう)
私もやがて母になり 夢伝えるだろう
(あしたをいきるたびびとたちに)
明日を生きる 子供(たびびと)たちに
(いつもほほえみながら)
いつも微笑みながら
(いつかなみのわるつを)
いつか波のワルツを