花のように／eill

(ぴんぼけたあさにのんだにがいこーひー)

ピンボケた朝に飲んだ苦いコーヒー

(かがみのおくほんとのわたしは)

鏡の奥ほんとの私は

(さききってないつぼみだってわかってるよ)

咲ききってない　蕾だってわかってるよ

(ちらかったへやでなにをまもるの)

散らかった部屋で何を守るの

(どこまでいこうか？)

どこまで行こうか？

(おなじはななのにわたしだけがものくろのままじゃ)

同じ花なのに　私だけがモノクロのままじゃ

(だめだとすくんでたちどまるほど)

ダメだと竦んで立ち止まるほど

(よわくはないはずなのに)

弱くはないはずなのに

(いつだって)

いつだって

(はなになってかざられておわらせないで)

花になって　飾られて　終わらせないで

(ｏｈくらいせかいひとりじゃないことを)

Oh　暗い世界一人じゃないことを

(たとえみえなくてもさきほこってたたかうのよ)

たとえ見えなくても　咲き誇って　闘うのよ

(ここにしかさかないはながあると)

ここにしか咲かない花があると

(わかってるんだよ)

分かってるんだよ

(きらわれることおもったよりもこわくて)

嫌われること思ったよりも怖くて

(たったひとつになれなかった)

たった一つになれなかった

(ｏｈ－ｏｏｈまもってばっかじゃん)

Oh-ooh　守ってばっかじゃん

(ぜんぜんまもってばっかじゃ)

全然守ってばっかじゃ

(なにもかえられやしないのに)

何も変えられやしないのに

(どこまでいけば)

どこまでいけば

(あのはなのようになれるのかな？なんておもわない)

あの花のようになれるのかな？なんて思わない

(わたしはわたしとたちどまるたびに)

私は私と立ち止まるたびに

(つよくなれるはずだから)

強くなれるはずだから

(いつだって)

いつだって

(はなになってかざられておわらせないで)

花になって　飾られて　終わらせないで

(ｏｈだれかのためじゃないわたしだけのいろ)

Oh　誰かのためじゃない　私だけの色

(ふりきってさきほこってたたかうのは)

振り切って　咲き誇って　闘うのは

(ここでしかさけないはながあると)

ここでしか咲けない花があると

(わかってるから)

分かってるから

(たとえば)

例えば

(きのうとおなじようなひびにためいきこぼしても)

昨日と同じような日々にため息零しても

(わたしはここにいるから)

私はここにいるから

(このむねにちゃんとさいているから)

この胸にちゃんと咲いているから

(ｔｏｎｉｇｈｔ)

Tonight

(ぴんぼけたあさにのんだにがいこーひー)

ピンボケた朝に飲んだ苦いコーヒー

(つぼみはいつのひかはなのように)

蕾はいつの日か花のように