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(ああ　そら　とぶとりたちだって)

嗚呼 空 飛ぶ鳥たちだって

(はばたけどもむれのなか)

羽ばたけども群れの中

(ひとりひとりちがうされど)

一人一人違うされど

(つまるところげしゅたると)

つまるところゲシュタルト

(せいかいなんていっさいないじゃ　たりないや)

正解なんて一切ないじゃ 足りないや

(これがわたし　これがぼくって)

これが私 これが僕って

(ねぇ　うるさい？　うるさい？)

ねぇ うるさい？ うるさい？

(たすうのはだからうるさいの？)

多数の派だからうるさいの？

(ひとりひとりちがうされど)

一人一人違うされど

(しょせん　じんるいのはんちゅう)

所詮 人類の範疇

(いっさいがっさい　ひとりじゃ)

一切合切 一人じゃ

(たりないや)

足りないや

(あるがまま　あるがまま)

あるがまま あるがまま

(ただしいひびき)

正しい響き

(あるがまま　あるがまま)

あるがまま あるがまま

(いきるがかいか？)

生きるが解か？

(なのになぜ　なのになぜ)

なのになぜ なのになぜ

(せかいはみだれ)

世界は乱れ

(なのになぜ　なのになぜ)

なのになぜ なのになぜ

(かたよりわれる？)

偏り割れる？

(ああ　おとがけたたましくなって)

嗚呼 音がけたたましく鳴って

(またたくまにむれのなか)

瞬く間に群れの中

(ああ　ああ　ああ　ああ)

嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼

(せいかいなんていっさいないじゃ　げせないや)

正解なんて一切ないじゃ 解せないや

(これがわたし　これがぼくって)

これが私 これが僕って

(またたたかう　たたかう)

また戦う 戦う

(そこのけ　そこのけ　たたかうの)

そこのけ そこのけ 戦うの

(のらりくらりながれいきて)

のらりくらり流れ生きて

(ともにきしゃくしあえば)

共に希釈し合えば

(いっさいがっさい　らくだが)

一切合切 楽だが

(せいかいか？)

正解か？

(あるがまま　あるがまま)

あるがまま あるがまま

(だれもがかざし)

誰もが翳し

(あるがまま　あるがまま)

あるがまま あるがまま

(いきればしゅらか？)

生きれば修羅か？

(わがまま　わがまま)

わがまま わがまま

(よくにたひびき)

よく似た響き

(あるがまま　あるがまま)

あるがまま あるがまま

(せんびきがたし)

線引き難し

(わたしのここちよさのうらがわで)

私の心地良さの裏側で

(だれかのなにかがけずられている)

誰かの何かが削られている

(あなたがあなたをつらぬくために)

貴方が貴方を貫く為に

(わたしがわたしをあきらめている)

私が私を諦めている

(にんげんしゃかい　にんげんしゃかい)

人間社会 人間社会

(くるしいひびき)

苦しい響き

(あるがまま　あるがまま)

あるがまま あるがまま

(みわくのひびき)

魅惑の響き

(あれするな　これするな)

あれするな これするな

(うるさい　うるさい)

うるさい うるさい

(ひにくにもちつじょだって)

皮肉にも秩序立って

(いやになるはなし)

嫌になる話

(あるがまま　あるがまま)

あるがまま あるがまま

(ただしいひびき)

正しい響き

(あるがまま　あるがまま)

あるがまま あるがまま

(みわくのひびき)

魅惑の響き

(あるがまま　あるがまま)

あるがまま あるがまま

(いきるもいいが)

生きるもいいが

(あるがまま　いきぬも)

あるがまま 生きぬも

(またすてがたし)

また捨て難し